卒業までにやりたいこと3、4 後輩とドライブ、海に行く

 こんにちは。いやあね、下書きばっかり溜まっていくのよ。書きたいことがあると、とりあえずタイトルだけ書いて下書きに保存しておくんです。それで時間ができたときに一気に書き上げて投稿するって感じで。私携帯で文字打つの苦手なので、パソコンじゃないとダメなんです。だからパソコンを広げる時間が取れないと、下書きが無限に溜まる。今は下書きの消化期間です。

 はのとです。初めまして。


 この海に行った、ドライブに行った、というのも夏休みの思い出なので、まじで1か月前? とかですね。困った。この1か月何をしていたんだ。いや、ごめん、遊んでただけだわ。今は学園祭前で忙しいのに、遊んでたときより時間がある。遊びすぎじゃない???

 そもそもの始まりまでたどれば、8月とかになります。3か月近く前。そんな前のことをよくもまあ詳しく覚えているなあと思いますが、まあ覚えているでしょ。だって、私がノリノリで計画したんだから。人を誘うことが大の苦手な私が、人を集めて企画したんだから。勇気振り絞ったんだから。


 8月の頭くらいだったかな。まだ恋人と付き合う前、電話をしていたときに、私が「海にどうしても行きたい、夜の海に行きたい。みんなで行かない?」って勇気を出したわけです。そしたら、恋人は当時から私のことが大好きだったので、「行きます!! 行きたいです!! 誰誘いますか? 運転だからやっぱり〇〇?」って感じで。あ、同じ部活の1個下です。

 恋人に手伝ってもらって人を集めたと言った方が正しいかもしれませんが、誰がいい誰がいいと電話で話をしながら色んな人にラインをしました。みんな快諾してくれて、特に1人がノリノリだったので、その子が実質幹事みたいに色々進めてくれました。ありがたい。

 1個下の後輩男子5人、女子1人、2個下の女子1人、そして私の8人。多いな。「何人からが大人数?」って聞かれて食い気味に「5!!」って答える私にはちょっときつい人数。

 最初は5人の予定だったの。だけど恋人が外から人を拾ってきて、結局この人数になってしまった。楽しかったからいいのだけれども。


 さて、時を戻して思い出しましょう。海に行く1週間ちょっと前、私と恋人はコロナになりました。なぜだ。部活の合宿に40人以上で行って、特に長時間2人きりにならなかった私たちだけが感染するなんて。

 でさ、予定がたくさん潰れたんだけど、海だけはギリギリ2人とも行けて。病み上がりで一応みんなに、「私コロナ病み上がりなんだけど海一緒に行って平気?」って聞いたら、「療養期間開けてるし熱もないし大丈夫ですよ」って言ってくれて、ずっと楽しみにしていた海には行けました。ありがとう。

 夕方に大学に集合して、車を出してくれる2人を待って、その間にどの車に誰が乗るかを話したりして、私と恋人は先に集まって花火を買って、到着した車に乗り込む。高速に乗って大声で話をしながら目的地に向けて2時間くらい? 車を走らせました。

 道中話はやっぱり部活のこと。部活のメンバーだからね。次のライブ何組んでるの? って。あ、軽音楽部です。当時は合宿が終わったばかりだったので、次のライブみんながどんな感じなのか全然知らなくて。次のライブは学園祭です。代替わり前最後のイベント。

 途中入部してくれた3年生が一緒の車に乗っていたので、そろそろ雰囲気慣れた? 楽器も慣れた? って聞いたら、部活の雰囲気が大好きで、みんなも優しくて入って良かったって言ってくれました。労害としてはこれ以上嬉しいことはない。ありがとう。


 冷静に考えるとかなり謎メンツで行ったんですよ。恋人が勝手に外から人を入れてきたので。最初の予定の5人は割と普段からよく一緒にいるメンバーだったんですけど、後から入ってきた子たちは、普通に仲はいいけどプライベートで遊ぶような仲の良さではなくて。

 だから最初は大丈夫かなって不安だったんだけど、みんないい子だし部活好きだし、最後まで楽しい雰囲気でいることができました。やっぱり私は部活が大好きだな。


 海について、まあ海に行きたかったのは私だけで、残りのメンバーはみんなでわいわいしたかっただけなので、私は単独で波のギリギリまで走って永遠に波を眺める。波見るの好きなんですよね。同じ波は来ないんです。うける。ポエマーか。でも、本当に面白いですよ。一生見てられる。

 私がその場から微動だにしなくなってどれくらい経ったか分かりませんが、しびれを切らした後輩が「花火しましょう」って声かけてきて、みんなで花火をやろうと準備しました。ちゃんと花火許可されている場所で、時間もちゃんと守って、本当いい子ですね。当たり前か。

 ろうそくを忘れるという不届き者集団だったので、1人が身を削ってライターを持って、1つの花火に火をつけてそれをリレー形式に繋いでいく。もはや作業だったね。まあそれはそれでいいでしょう。情緒とは、って感じだったけど、それはそれでいい思い出です。

 私線香花火好きなんですけど、花火セットの中に線香花火2つしか入っていないという前代未聞の事件が起きて、私が落ち込んでいたら後輩たちが気を利かせて私にやらせてくれました。もう1本は部長だからという名目で恋人がやりました。思わぬ場面で恋人と線香花火を楽しみました。


 ちょうど台風が温帯低気圧に変わったみたいな時期だったので、寒くて寒くて。みんな震えながら一旦車に戻ろうと。私も後ろ髪を引かれながら車に戻りました。さすがに寒いわ。

 車に戻ってからは、またみんなでお喋り。何を話したかなんて1ミリも覚えていません。病み上がりで体力のない私は、車で2時間揺られて海を見て花火をしただけで体力の限界。後輩の女の子の肩に寄っかかって眠るか否かの境目でみんなの話を聞いていました。

 私は狂気的なほど後輩が好きなので、後輩たちが楽しそうに話しているのを聞くだけで幸を得られます。最高の空間でした。それからもう1つ言うと、普段私の前では見せない、友だちといるときの恋人が見られたのも嬉しかったです。友だちの前ではこんな感じなんだ。それが見られて新鮮で嬉しかった。新しい側面を発見できた。


 普段と同じメンバーで、普段と違う場所で、普段と違う話を。


 ちょっと深い話をしたり、悩み相談をしたり、やっぱり場所が違うと普段と全くおんなじ雰囲気にはならなくてさ、少し違う感じが出るんですよ。普段は話せないようなことが口から飛び出してしまったり、言えなかったことを言う勇気が出たり。

 そんな空間がとても素敵に感じられて、あ、今日頑張って来てよかった。と心から思いました。最初は人多くて不安だったけど、そんな不安飛んでいきました、簡単に。


 みんなとまた1つ、思い出を作って、仲良くなれた。そして何よりも、大学生っぽいことができたのがとっても嬉しかったです。それも後輩たちと。

 私の大学生活は、勉強と部活の2つでできていました。長期休みも、教員採用試験の勉強をするために家に引きこもって、コロナがはやり出したこともあって積極的に遊びに行くこともできず。基本的には勉強しかしてなくてさ。

 だから、最後の夏に、こうやってみんなで大学生の夏休みができたことが本当に嬉しかったです。失っていた青春を取り戻せたような気がしました。私のわがままに後輩たちをつき合わせた感じではありますが、それでも楽しそうにみんなついてきてくれて、感謝しかないです。ありがとう。


 残り少ない大学生生活だけど、やっぱり何もやり残したくない。全部やりたい。やりたいです。遊ぶ。私は遊ぶぞ。

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