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高麗川を川上り

皆さん、こんばんは。飯能高校探究部 顧問のMr.Mです。

飯能高校は文化祭が土日にあったため、昨日は振替休日でした。

天気も良いし、滅多にない平日休み。ふと「川上りしよう」と思い立ちました。

沢登りは沢を登るわけですが、私がするのは川をひたすら上っていく、川下りの逆の川上りです。

基本的に川の中を歩いて上っていきます。

飯能に勤めているので、せっかくだから飯能を流れる川を上ることにしました。

その川は高麗川。

以前、探究部員のHiDEが記事にもした川です。

実は、昨年も高麗川を上ってみたのですが、突然の雷雨で途中で断念したのでした。

今回はそのリベンジ。

前回は、西武池袋線の武蔵横手駅から歩き始めて、東吾野駅まで高麗川を上りました。

今回は、東吾野駅から上ることに決定。

想定外の4時間コース

朝はゆっくり、10時45分頃に東吾野駅近くを流れる高麗川へと到着。

川へと降りる小道を見つけて、いざ歩き始めます。

それにしてもこの辺りの高麗川は綺麗です。

観光客はまずいないし、水の透明度も高いです。

川を歩きながら、トロ場や淵のようなところがあれば潜ってみます。場所によっては水深3mぐらいのところもありました。

魚ももちろんいます。ウグイにカワムツ、鮎、そして驚いたことに誰が放流したのかコクチバスまで。

1時間歩いては休憩を入れます。

そして泳ぎたくなるような場所があれば泳いで川を楽しみます。私は川に行く時はいつもシュノーケルセットを持って行くようにしています。

秋口の陽が差し込む川の中で、煌めく小魚を見るのがとっても好きです。

さて、勝手な妄想で2時間ぐらい歩けば吾野駅に辿り着くだろうと思っていました。

舐めていました。

歩けど歩けど吾野宿まで辿り着きません。

水流へ逆らって歩く中で疲労度も増します。そして今回のルートは泳ぎたくなるような場所も多くて、時間がさらにかかります。

やっとのことで吾野宿へ辿り着いたのが、14:40。

当初より2時間プラスの合計4時間の川上りとなってしまいました。

吾野駅の手前に見覚えのある階段が。

この場所も以前探究部員のHiDEが取り上げていましたね。

川の中で考える

かなり疲れた今回の川上り。

しかし、自然の中に佇むと心が洗われるような気分になります。そして、川の中を歩く中で、いろんなことを感じたり、考えます。

絶え間なく水が山から湧き出て流れているということにただただ感動したり、水流の中に踏み出す一歩が将棋の駒を進めるようだなと思ったり、生産性を高めて行き着く先はなんなのか考えたり。

そんな時間がすごく尊く思えました。

さて、高麗川源流はまだまだ先です。そして高麗川下流もまだまだ先です。

とりあえずは、飯能市内にある高麗川源流を目指して川上りを進めたいと思います。そしていつかは高麗川下流、越辺川と合流する地点からも川上りをしたいです(水質にもよる)。

番外編

今回の川上りで気になったのが動物の足跡です。イノシシ、鹿であろう足跡もあれば、ちょっと見慣れない足跡も。ハクビシンかなぁ。それにしては大きい気もしたし・・・。

その場に動物大好き探究部員たっちゃんがいれば聞いてみたかったです。

小さなヘビにも遭遇しました(多分ヒバカリかな)。

一番の厄介者だったのはブヨ(ブユなどとも呼ばれる)。これがまとわりついて来る場所が複数箇所ありました。これも不思議で縄張りみたいなものがあるのでしょうか、特定の場所を過ぎるとパタリといなくなったりします。

探究部員を連れて川上りも考えましたが、ちょっとリスキーですね。

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