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ワンコカフェ&BBQ ジビエールカフェの遠藤さん講演会

おはようございます。飯能高校 探究部顧問のMr.Mです。

探究部では機会があれば外部講師を招いて講演会・ワークショップを開催しています。

今回は、飯能は原市場にあるワンコカフェ&BBQ ジビエールカフェ代表の遠藤さんに飯能高校にお越しいただきました!

今回のご縁も実はこのnoteがきっかけとなりました。

遠藤さんがたまたま探究部のnote記事をお読みくださり、メッセージをいただいて生まれたご縁です。

遠藤さんは飯能市への移住者です。現在はドッグカフェを経営しつつ、罠猟をして得たジビエを調理・加工されたりしています。

今回の講演会では、なぜ遠藤さんが飯能市へ移住されたのか、なぜドッグカフェを経営しつつ罠猟をされているのか、そしてそこにある葛藤などを語っていただきました。

講演場所は飯能高校が誇るすみっコ図書館。明るい雰囲気で和やかな講演会。

遠藤さんは縁あって、数年前に飯能市へ家族で移住されました。以前は飲食業とは全く別のお仕事をされていたそうです。

それにしても遠藤さん、お話がとってもお上手です。探究部員も顧問もそのお話に引き込まれてしまいます。

元々動物が大好きでドッグカフェを経営されている一方で、罠猟で動物の命をいただく仕事もしています。

そこにある正直な葛藤についても語っていただきました。やはり罪悪感があるそうです。しかし、その罪悪感があるということが大切だともおっしゃられていました。

飯能市では年間400頭近くの猪や鹿などが駆除され焼却処分されている現実があります。

駆除された動物を焼却処分ではなく、別の形で命をいただく。探究部員も真剣に話を聞いています。

鹿のツノ。

罠猟で捕らえた動物と向き合う際のリアルな話は生徒も初めて聞いたのではないでしょうか。聞いているこちらにも緊張感が生まれます。

あっという間の講演会が終わった後は、遠藤さんのユニークな軽トラに積んである猟で使用する罠を見せていただきました。

探究部員も私もこういった罠ははじめて見ます。みんな興味津々。

こんなシンプルな構造で本当に動物を捕らえることができるのでしょうか。

ということで、部員が動物に扮して罠にかかってみよう、ということに。

ガチャーン。見事にかかりました。

これが外れない外れない。すごいです。

今回の遠藤さんの講演会は食べ物を考える大きなきっかけになりました。

普段スーパーで何気なく購入している食品がたどってきた工程を考えました。命をいただいているありがたみを忘れないようにしたいものです。

食事の際の「いただきます」の重み。

ふと映画「いのちの食べかた」を思い出しました。

次回は、遠藤さんが経営されているドッグカフェに探究部でお伺いする約束をしてお別れしました。

遠藤さん、お忙しい中、講演会のために飯能高校へお越しいただきありがとうございました!

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