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実体験をフロイトの心理性的発達理論で解釈してみた

こんにちは。

私ごとですが現在心理学の勉強真っ最中で、改めて発達心理学なるものを学んだので、今日はそのアウトプットも兼ねて実体験を元にした話をしたいと思います。

ちょっと性的な描写も含まれているので、苦手な方は避けてお通りください。

でも若い女性にはぜひ読んでほしいかな。


5歳の男の子に本気で口説かれた話


数年前、親戚の子どもたちと遊んでみんなでお昼寝をしようと寝かしつけていた時、どうしても私の隣で寝たいと希望してくれた男の子がいた。

当時5歳。まだ話し方もあどけない元気一杯の男の子は、私と他の子の間に半ば無理やり挟まりながらお昼寝を始めた。

全員眠った頃

不意に私の顔を両手で抑えると、「好きだよ。可愛いね。」と言い、

さらにキスをして股間を私の太ももに擦り付けてきた。


私はもともと助産学を学んでいた身なので、性に対しては比較的深く認識している方だった。

それでも自分の身に何が起きているのか理解するまで時間がかかった。

この経験が一般の女性に起きたらどうだろう?私のように笑って過ごせる人もいれば、そうではなくむしろ個人の経験によってはひどく傷ついてしまうかもしれない。

そこで、私はこの経験をフロイトの心理性的発達理論に則って解釈してみた。


フロイトの心理性的発達理論

子どもには幼児性欲理論(infantile sexuality)に基づいて、口唇期、肛門期、男根期(エディプス期)、潜伏期あるいは潜在期(英語版)、性器期という5つの成長段階があり、その期間には身体成長と性的発達が複雑に絡み合って進展するとする

これがかの有名なフロイトが説いた心理性的発達理論。

これによると、5歳の男の子はちょうど「男根期」にあたる。


男根期(4~5歳)
リビドーに関する部位:男根と男らしさ・女らしさの意識男根期は、性に対する意識・識別をするようになる時期のことです。この時期に男女の違いにも興味を示すようになり、この時期に「男または女はこうあるべき」という扱いを受けると、それ以降の男らしさや女らしさの意識に影響します。この時期の特徴の一つに、エディプス感情があります。人生最初の異性を男児も女児も親に求めるようになり、女児は父親に、男児は母親に愛情を持つようになりますが、その際に同性の親をライバル視することをエディプス感情と言います。

簡単に説明してくれているサイトがあったので引用した。保育プラスさんありがとうございます。


学説的には異性の親に対して異性を求めるようになるというのが特徴のようだが、

・性に対する意識・識別をするようになる時期

・この時期に男女の違いにも興味を示すようになる

この辺りが私が経験したものを理由づけるのに適しているような気がする。


私なりの解釈


あの時私は男の子にとって一人の異性であった。

その異性に興味を抱いたことから、自分が今まで快感を感じてきた器官(口や性器)を相手と接触させるという行為をとったのではないだろうか。

それは、年頃の少年がそういう雑誌や動画で覚えたテクニックなどではなく、リビドー(発達過程で欠かせない本能のようなもの)に従って行動したまでである。

この時期を過ぎれば、潜伏期に入り、こういった行為はみられなくなる。

日本でいう小学生の時期の子は潜伏期に該当するが、勉強やスポーツなどに関心が向けられ、そして社会的なルールや知識を身につけることで青年期以降に再びリビドーが出現した時にコントロールできるようになるとされている。

もし男根期(5歳頃)に性的な行為を強く否定されてしまったり、異性の親に大事にされなかったと解釈したり

または、潜伏期(小学生頃)にきちんと社会的ルールを学べなかった場合、青年期以降、性的なアイデンティティーの確立がうまくいかず、社会的に望ましくない行為に及んでしまうかもしれない。

そうならないためにも、5歳頃に異性に興味を持ち、愛情や興味を確認する行為は必要なものなのだと解釈した。


心理学の専門家の方に言わせれば、私の解釈はは「違う!!」と思われるかもしれないが、そこはぜひ指摘していただきたい。


最後に

ところで気になっている方もいるかもしれないが、私は男の子にキスをされた後どんな行動をとったのか

「○○くん、好きって言ってくれて嬉しいよ。でもそういうことは、大きくなって、大好きな女の子ができたらするんだよ。」

と小声で言った後

「あっちの部屋にいるママに抱っこしておいで!」

と、隣の部屋にいるママに聞こえるように言った。

すると自然と男の子は私から離れて一人でお昼寝をし始めた。


私の対応が良かったのか悪かったのかはわからないが、参考まで。

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