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突然目覚めた「家と防災と私」

こんにちは 訪問片づけレッスンハンナリのハンナです。

先日、数年前に購入していた『クロワッサン 地震・台風に備える防災BOOK』を読みました。

数年前というのは2019年なので、もう4年も前。。。

普段、本を購入するとすぐに読み、手放す本は手放していくので溜まってくことはなく、20~30冊くらいをキープする感じなのですが。

この本は4年も読んでいませんでした。

「大事なことだし、読まなきゃな。」
「ちゃんと読める時に、ちゃんと読もう!」
なんて、先送りにしていました。

普段の私、〈本を購入するとすぐに読む私〉と比べて思うに、

本を読むことを先送りにした、というよりは、「なんだか怖い防災」という感情から、距離をとっていたのでしょう。

他の本と同じ場所にあったのに、手にとっていませんでした。

ですが、ふと、読んでみたんです。
するとビックリ!

「それが出来たら めちゃ快適やん!!」

という、シンプルな暮らしへの一歩だったんです。


防災を意識するとシンプルな暮らしにたどり着く


「防災の意識を高め対策をとる」というと心配事もありますよね。

防災グッズが必要
 →モノが増える

防災グッズを置く場所がいる
 →スペースが必要

購入の必要がある
 →費用がかかる


確かに これらの 側面はあります。

ですが、実際は、「停電に備える」「断水に備える」という〈準備〉を整えていく過程で、おそらく多くの方が、今よりモノが減り、今よりスペースが増え、今より無駄な買い物が減ります


なぜ、防災に目覚めたばかりの私が言い切れるのかというと、これらの対策を施した家は、片づけを終えた家と同じだからです。

①どこに何が、どれくらいあるか、持ち物を把握している。

②同じ用途のモノが分散せずに、収納に収まっている。

③自分や家族の安心のために、必要な量がわかっている。

具体的には、このような状態です。


防災のために準備を整えることと、家の片づけを終わらせることのたどり着く先が同じだったのです。

家の準備は整っている!
ここから、少しづつ学んでいきます!


防災に目覚めて 早々に取り組んだこと


停電、断水、ガスの遮断、避難時の持ち出しを意識し、少しづつ整えております。

早々に取り組んだ一部をご紹介します。


①カセットボンベ〈停電・断水・ガスの遮断に備え〉
カセットコンロは必需品です。カセットボンベもありましたが、古かった為使い切って、新しく備えました。これさえあればお米だって炊けます。

もし、カセットボンベが古すぎて処分しなければいけない場合は、こちらをご参考に。


②乾電池式携帯充電機〈停電に備え〉
手回し充電器があるので必要ないかと思いましたが、試してみたら繋がりませんでした。調べるの大事です。乾電池式を購入し、電池の予備も増やしました。

付属の線は、Cタイプ/ライトニングなどがありますが、手持ちのUSBでもつながりました。


③いただきモノを消費〈停電・ガスの遮断に備え〉
高級だったり、珍しかったり、口に合わなかったり。自分で買っていないモノって、居座ってしまうことが多いですよね。

防災の面からみると余計に「さっさと食べてしまおう!」と思いました。

「古くなっても困る」
「冷凍庫が止まっても困る」
「(家族がいるので)私しか消費しないモノもあまり役に立たない」

そう思って、冷凍庫にあった蟹を食べたり、使い慣れない調味料を使いきったり、焼酎やワインまでも、常連でないモノは飲み切ってやりました。

普段 購入している、安ウィスキーだけになってしまいましたが、スペースにもゆとりができました。


④家族と情報を共有〈停電・断水・ガスの遮断に備え〉
私は、防災グッズの場所を把握していましたが、家族がどこまで把握しているかを知らないままでした。

伝えたことはありましたが、覚えているかはわかりません。

最近は、家族のグループLINEに「防災用品はここに置いてるよ」「こっちから使ってください」と写真付きでLINEを送ったり

「各自、お部屋の(防災用の)ランプがつくか点検してね」など、確認、共有するようにしました。

子ども達も意識が高まり、良いことだなと思っています。


⑤実家でも防災の話〈停電、断水、ガスの遮断に備え〉

私は、自分の家のトイレがどのような仕組みかを知りませんでした。

タンク式ではないので断水でアウト、スイッチ式なので停電でもアウトです。

非常時の流し方を調べたところ、横のカバーを外し、中のレバーを引くと流れるという。すごい!!

やってみようとカバーを外すも、レバーはありませんでした。

型番の見間違いです。

見直すと、「5~6リットルの水を一気に流し込む」という、現実的には難しい対処法が書いてありました。
もし、お風呂の水をためていたとしても、5人家族の我が家は1日と持ちません。

そこで初めて、「簡易トイレ?どんな感じなの?」と、ネットで調べ注文。

今までにも起こったかもしれない停電、断水に備えていなかったこと、そして、知らなかったことに反省。

実家の母はどうだろう??と、気になったので聞いてみると、私と同じように、対策はしていませんでした。

この度追加で購入しましたが、今後も防災の話を共有しようと思いました。


知ると怖い、知らないともっと怖い

防災について知らなかったことを知り、行動を始めました。初心者です。

家族との情報共有や、停電、断水時のシュミレーションなど、出来ることは小さいですが、この行動が安心に繋がっていくことを感じています。

ですが

知っていくことで、「備えたって、想定通りの事態が起こるかわからないから 備えなくていい」と思えてきたり、

心配や恐怖心から、大きな蓄電器が欲しくなった
り、もしかすると、家ごと建て替えたくなる方もいるかもしれません。


ですが、まずは、「今」できることから始めませんか?

そんなにモノを増やさなくても

そんなにスペースを使わなくても

そんなにお金を使わなくても

「今できることはやってるな。」と納得するところまでは、進むことができるのではないかと思います。

安心を築くために 私もここから 整えていきます。


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