【読書】会食初心者の道標になってくれる本〜ビジネス会食攻略マニュアル
本屋で在庫切れになるほどの売れ行きの、ビジネス会食完全攻略マニュアル。
本書を購入したのは、先方社長以下、当方役員以下の会食に最若手として参戦するのを控えた数日前だ。
突貫工事で流し読みした本書の概要と感想をお伝えしたい。ちなみに、当方23歳2年目女だ。
会食ノウハウを網羅した本
会食にて達成したい目的を明確にすること、相手の好みを反映した店選び、日程調整の仕方、手土産・タクシー手配の有無など、会食の基本から応用まで網羅されていた。
手順書なるシートまでついている手厚さである。会食に出た数も少なく、何とか最善を尽くしたいが先輩に直接聞くわけにもいかない自分は、非常に参考になった。本書を読み、会食をイメージすることができたからだ。
昭和臭溢れるノウハウ
その内容は、正直、ここまでするのか、、と驚くほどに、昭和臭漂う体育会系てきなノウハウであった。手土産には先方子息の受験祈願のお守りを買えというほどだ。
だが、本書のノウハウは、上司たちが過去必死で行い、不備があれば叱られ、できて当たり前のものだったはずだ。
私が本書を読んで昭和臭を感じてしまったのも、ワークライフバランスの推進で定時後に会社の飲み会なんて、と考える風潮が強く、会社の飲み会自体自由参加でコンプラを常に意識する社会になっているからかもしれない。
しかし、本書のゲストファーストのこれでもかといったノウハウは、時代が変わろうと、ビジネスは人と人、相手を大切にする心あってのものだと学んだ。
会食前に抑えたポイント
①目的:〜に貢献する
常務同席で気負っていたものの、「会食はあくまできっかけづくりであり、何かを決める場ではない」という記述にハッとさせられた。
まずはその時間を盛り上げ、次に繋げる会にしたいと思った。
②若いからこそ、よく食べ笑顔
料理自体の感想を言い、喜びたくさん食べるのは若い人の特権だとあった。年配者は食べたくてもだんだん量が食べられなくなるから、と。
これなら私もすぐにできる。これだけでも実践し、お店を予約くださった先方に感謝を伝えよう、と思った。
若手こそ会食前に一度読むべし
本書はどなたでも…と書かれていたが、若手こそ会食ってこんなものなんだ、と読んでおくべきだと感じた。
学ぶというより、どう振る舞うべきか分からない中で、本書を読むことだけでも安心材料になるからだ。
そして、これだけでも実践しよう、というものを見つけてほしい。本書を読めばきっと、会食前にもう一度先方のことを調べておこう、と思うはずだ。
次回、会食を実際に経験した学びを記したい。
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