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#1 日本語初期指導|日本語ゼロから始める5つの基礎知識【オンライン授業対応】

割引あり

みなさんは「日本語を初めて学ぶ人」に、まず何を教えますか?
文法教科書の第1課に入る前に教えるべきこと、学習者が本格的な日本語学習に入る前に知っておくと便利な前知識などには、どのようなものがあるのでしょうか。


語学学習の初期指導

まずは、私たちが受けた英語教育の経験を振り返ってみることにしましょう。あなたが英語を学んだとき、何から習いましたか?

  • アルファベットの書き方、読み方

  • 「.」「,」「?」などの記号

  • スペース、文頭は大文字で書く、などの書き方のルール

  • 発音記号、フォニックスなどの発音に関すること

  • 「SVO」などの文型について

  • 三単現のS

このようなことについて、習ったのではないでしょうか。私たちが英語を習った時と同じく、日本語にも学ぶ際に知っておくと便利な前知識というものがあります。それが、「日本語の初期指導」と呼ばれるものです。

日本語学習の初期指導

  • 「日本語」に関する基礎知識

  • 文字の読み方、書き方

  • 数字

  • あいさつ

  • 教室の言葉

例えばこのようなものが「日本語の初期指導」に含まれるものです。これらを教える際に、非常に便利なサイトがありますので紹介していきます。

①「日本語」の基礎知識

語順助詞文字の種類、漢字の覚え方、発音などに関する基礎知識を知っておくと、その後の学習がスムーズになります。

国際交流基金発行の「まるごと 日本のことばと文化」という教科書のサポートサイト、「まるごと+」はとっても便利なサイトです。入門(A1) 〉イントロダクション 〉Grammar, Writing, Kanji, Pronunciation のページは非常によくできています。初期指導を行う際に、授業でそのまま使うことができます(オンライン・対面問わず)。
ゼロ初級または入門レベルの学習者には、これらの説明をトライアルレッスンや初回のレッスンでしておくと、その後の日本語学習がスムーズに進むことでしょう。

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