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私が二足の草鞋を履くまで

これは私の備忘録です。近い将来、「教育✖️動物福祉で何かしたい」と思っている私。何ができるかは分かりませんが、そんな私が何かを成し遂げるまでの記録として、noteに書き残しておこうと思います。


2017年 教師デビュー

日本語教師の求人を見つけて、それまで働いていた一般企業を辞め、私立高校へと転職しました。
右も左も分からないなりに、毎日一生懸命働きました。授業はもちろん、進路指導、生徒指導、生活指導、保護者対応、生徒募集、海外出張、入試業務…。色々な経験をさせてもらいました。この時は毎日120%の力を出し切って、仕事のために生きていたと思います。

2020年 うつ

そんな無理が祟って、「うつ病(正しくは心身症)」と診断され、休職することになりました。(本当は「自ら診断されに行った」と言った方が正しいのですが、その話はまた今度。)この年は、コロナ大流行・高3生の担任・大学入試改革という三重苦が重なり、明らかに自分のキャパを超えていました。
そして仕事を休んだはいいものの、気持ちは晴れることなく何もできない日々が続きました。辛すぎて、自ら命を断つことを考えたこともありました。この時私を救ってくれたのは、間違いなく一緒に暮らしていた猫たちです。猫たちの存在が、その時の私の唯一の支え、生きる意味でした。猫たちと暮らしていなかったら、今の私はありません。

2021年 オンライン教師デビュー

なんとか人並みに生活できるところまでは回復したものの、どう考えても正社員として外に働きに出られるとは思えないぐらいに弱った体力と精神力。しかし世界は残酷なもので、ただ生きているだけでこんなにもお金がかかるのかと思い知らされる毎日でした。なんとかしなくては、と辿り着いたのが「オンラインで日本語を教える」という道でした。

2023年 転機

それからオンラインでの個人事業も3年が経ち、毎日デスクに向かう変わらぬ日々に段々と飽きてきている自分がいました。オンラインでの事業は決して大成功したとは言えませんでしたが、アレコレやってみてもどれも程々の成果で、「このまま先が見えないまま頑張り続けることに疲れてしまった」というのが正直なところかもしれません。状況がそう大きく変わることもなく、そんな毎日を続けていくモチベーションがだんだんと薄れていきました。
これじゃいかんと思った時、ふと「動物に関わる仕事がしたい」と思ったのです。あの時私を生かしてくれた猫たちに、巡り巡って何か恩返しになるようなことがしたい、そう思いました。

出会い

暇さえあれば、求人サイトを見るようになりました。しかし私の信念としては、「生体販売には関わりたくない」という強い意志がありました。動物の命を売り買いする前に、もっと先に助けるべき命が大勢あるだろうにと思うからです。そこには好き好んで加担したくはない、という強い思いがありました。
しかし、動物関連の求人情報はペットショップばかり。他にあったとしても、ペット用品の検品や営業など。どれもピンとくるものではありませんでした。
仕方がない、近所のイオンででも働くか…と思った矢先、こんな動画を見つけました。

これに関しては後に様々な問題へと発展していくのですが(汗)
まぁ、それはさておき。
探して見つけたわけではなく、偶然開いた動画でした。瞬時に「あ、これだ」と思いました。まさに「出会い」だったと思います。

挑戦

私は当時宮城県に住んでいましたが、大学時代は岩手で過ごしました。そういうわけで、岩手県は縁もゆかりもない土地ではなかったし、元々在宅ワーカーで住む場所に特にこだわりもなかったので、ここで働いてみよう!と思いました。
その後は早かったです。10月下旬にこの動画を見つけてすぐにメールを書き、11月には見学にお邪魔し、12月には引っ越して施設で働き始めました。

この時すでに、将来は「教育✖️動物福祉で何かしたい」という思いがうっすらあり、面接の時には「保護猫カフェ併設型の日本語教室をやりたい」と代表に話した記憶があります。教室に地域の人々が集まる理由として、「猫に会いに来る」があれば、もっと気軽で気楽な交流スペースになるのではという考えです。
しかしその後は「別に日本語教室にこだわらなくてもいいか」と思うようになり、「猫がいるコワーキングスペース」なんてどうだろう、その中で日本語教室をやればいいじゃないか、と考えたりもしました。仕事中に猫が膝の上に乗ってくる多幸感と言ったらありません。幸福度120%です。
その後も色々なアイディアが沸いてきて、結局いまだにまとまらず。今は原点の「教育✖️動物福祉で何かしたい」に一旦戻り、その可能性を模索中です。今後のnoteでは、そのアイディアの一部やこれまで見学に行った施設について、または関連書籍を読んだ感想などについても紹介していけたらと思っています。

さいごに

何を始めるにも、遅すぎるということはない。だって今日が一番若いんだから。

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