【ワーホリ前半】伊那市で過ごした5日間

他人に身を委ねて生きてきたタイプの私が
今回は誰の力も借りず、相談もせず、
1人で決めて長野県伊那市に来ました。


東京の、そこかしこに見られる
ハイテクやビジネスのグレーな感じや、
お金のかかりすぎる都内生活から
一旦離れたらなんか変わるかな、っていう
期待や心配、ストレス発散のためってのと、

小学生頃から興味あった
田舎暮らしや地域創生の1歩を
踏み出してみようかなと思って、
地方に暮らすことを視野にいれて来ました。


結論、
心穏やかに、超快適に過ごせてて
職次第で結構ありかもしれない。


実家付近も東京も、
誰か困ってても意外と助けるとか
声かける文化が薄い印象なんです。

だけど、今いる長野県伊那市は
親切や思いやりの出し方が
みんな素敵で惚れ惚れしちゃうのです。

たとえば、
タルト屋さんに寄った時。

ちょっと狙ってたカヌレが売り切れてて
「今日はもうないんです」って
店員さんに言われたから
別のケーキを2つ買ったんだけど、

退店する時に
「わざわざ来てくれたのにごめんね」
「それも美味しいから良かったらまた来てね」
って言ってくれて、

 “目的のもの買えなかった” のに
それを忘れる後味の良さがありました。

「あれお友達だっけ?」って
錯覚させてくれて、嬉しかったです。


親切だって認識できる些細な一言を
みんながつけれるすごく素敵な町。

タルト屋さんの店員さんも、
アパレル店員さんもコンビニ店員さんも、
名古屋行のバス待ってたおじちゃんも、
ローメンのお店のお兄さんも、
市役所のおじちゃんも、
もちろん今お世話になってる宿や職場の人も、
みーーんな柔和で心が暖かくなります。


人の暖かさで育まれた町なんだなあって
本当に心から感じられます。


しかも、移住政策を長年やってるから
地方移住でよく聞く “よそ者扱い” は
そんなに聞かないらしいです。
(住んで見なきゃ分からないけどね)

でも、受け入れてくれてる雰囲気は
長期滞在者の私にも伝わってきます。


すごく来てよかった、って
人に会って思いました。



●今してるお仕事、滞在してる宿。

私が今してるのは “林業” で、
薪割ったり、松葉茶の検品や火起こしの
THE 森林!!みたいなことをしてます。
(おとといチェーンソー使わせてもらった😳)

「どんなことしたら活性化されるかな」
って考えたりもしてます。

普段森林なんて考えない生活してる上に
自分が興味あるかも考えないくらい
気にしたことない分野だったんですよね。

実際に加工現場を見たり
松ぼっくり茶や松の煎茶を飲んでみると
すごく美味しくて、

気付いたら自然のためや松の宣伝のために
「自分なら何ができるかなぁ」って考えてて

林業も(まだ可愛い部分しか見れてないけど)
楽しいと感じる分野なんだって思えました。

知らない自分と出逢えた気分です…🥲

そして、宿には
9匹の鶏と5匹のヤギと、
鶏を「こっこ」と呼ぶオーナーがいて

四方八方が山々に囲まれてるから
青々しい空気を吸い込めます。

ゲストハウスなので
水周りは大体共用だけど、

滞在者と関わりやすい点で
ホテルよりゲストハウスの方が好きなので
私にとってはベストな環境で過ごしています。

私が来た時には別部屋に
女性お2人が泊まってたんだけど、

「なにか料理するんですか?」とか
「鶏に何あげても喜んで食べますよ」とか
話しかけてくださって、

ゲストハウスならではの交流を楽しんだ
模範的な過ごし方をした5日間でした。

東京の会社員のようで
仕事があるからって今日帰っちゃったけど、

最後2日は一緒にご飯食べて、
毎日「おはようございます」って交わして、
LINE交換して、伊那フェス企画したいねって
夢みたいな話を沢山して
すごく楽しく過ごせました。。


東京から来たお2人、伊那市地域おこし隊の方、
そのお友達、私の6人で過ごした2軒目


この飲み会の帰りにお2人とコンビニ寄って
ちょっと買い足して宿戻ったら
滞在1の満点の星空に出逢えて、
そこから30分外でお喋り。

大人の青春も味わえて嬉しかったです。
(新宿で飲む約束もしました、すごい)





伊那市は
電車は1本/h で車生活がメインになるけど、
バスで3時間半で東京・名古屋に行けるから

無駄遣いや友達に会いたくなる私にとっては
意外と程よい距離感?とか思ったり。


あら?ってことを強いて言えば、
水道代が東京より少しかさむらしいのと
冬が極寒ということᐠ(   ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ


雪は降らないみたいですが
どんなもんか分からないので、
夏の終わりから秋にかけての
涼しさや暑さを堪能して
残りの2週間を過ごしたいと思います。


駄文失礼しました、
読んでくれた方ありがとうございます🌾


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