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学校にいきたくない小学一年生の末っ子

こんにちは。半熟ままこです。

今年3人の娘が全員小学生になって喜んでいましが、その喜びも束の間。
三女が学校に行きたくない!と言い出したのでそのことについて書いておきます。

末っ子の娘は3人の娘の中でも、一番社交的。
天真爛漫で自然が好き。年上の子に対しても自分の意見をバンバン言う。
小学校に行くことに問題なんて一つもない。と思ってた。

が、そうでも無かった。

4月の間は新しい友達もできて、とても楽しそうだった。

でも5月ごろから様子がおかしくなってきて、毎朝起きて「学校に行きたくない!」と言い出した。なんなら寝る前に「明日は学校?」って聞いてくるようになった。
はいはい、小学生がたまに言い出すやつね〜と軽く思ってが、それが連日続き、何が嫌なのか詳しく聞いてみた。

「勉強が嫌!宿題が嫌!」

だそう。

確かにこの子が輝いているのは自然の中で虫を探しているときだし、
お絵描きしたり、粘土であそんだり、陶芸をしたときもなかなかのセンスを発揮していた。

なのに学校に行ったら座らされて、お勉強をさせられる。
みんながみんな同じ方向を向いて、黒板に書かれた文字をかきうつす。

小学一年の小さな子どもたちは、一生懸命字を書いても赤鉛筆で上から正しいとされる字を書かれる。○か✖️をつけられる

子どもの頃から大人が思う『正しい』を教えこまれる。

そういえば、小一の子どもを持つママさんたちも子どもが泣きながら宿題をするっていってたな。

子どもは○をもらうためにがんばり、そのやり方についていける子は楽しく学校生活が送れる。が、それについていけない子はとにかく学校が嫌になる。

家の中でも、学校でも、大人が思う「正しい」を教えこまされたら
自分が好きなこと、自分が正しいと思うことがなんなのかわからなくなる。
『必死に我慢して働くこと』が素晴らしいと、子どもの頃から教えられ大人になる。嫌な仕事につき、週末に好きなことをする。

夏休みに入った子どもたちはどれだけ生き生きするか。

大人も一緒。どれだけ休みが嬉しいか。

自分の心が拒絶しているのにまだ頑張ろうとする大人は
いずれ体を壊す。

そんなふうにしているのは、もしかして小学校の時代からかもしれない。そう思うと末っ子の娘に学校に行きなさい、勉強がんばろうは言えなくなる。

先生に
「宿題が嫌なので、していきません。あまり強制すると学校にも行かないっていうと思います。だから宿題をするかしないかは、その時の本人の気分次第でさせます。」
と懇談で伝え、新任の先生は了承してくれた。

末っ子にも宿題はしたくなかったらしなくていい。と伝えた。

9月にはいり新学期がはじまった。

末っ子の娘は夏休みの宿題を見事にしていかなかった。
本当にすごい根性。
さすがに先生から連絡が来て、「一つでもいいので宿題を出してもらえたら、、、参加賞ももらえるので、、、」と。

三女は次女に手伝ってもらいながら、絵と貯金箱を2つ出した。

昨日、長女(小5)がしんどくて保健室で休んだ。
最近の長女は友達関係や勉強に追われて、つかれていたのだろう。
なので「もし学校でしんどかったり、嫌だったら家に帰ってきてもいいからね」と伝えた。

それを聞いていた末っ子が
「えっ!いいの?じゃぁ、プールが終わったら帰ってくるわ。」と言い出した。長女に言った手前、ダメとは言えない。

今日、本当に末っ子が帰ってきそうでドキドキしております。


おしまい。

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