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HaniwaFactoryの小話

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2019年3月の記事一覧

「目が滑る」

「目が滑る」

昔から、残念な文章を書いては人に見せつけている。

覚えている最初のは、中学の頃だろうか。国語の課題で、15分間あげるからその場で詩を書けなどと無茶ぶりをされ、せっせと書いた。即座に回収されその場で教師が選んで目に留まったものを読み上げる、という地獄の授業。そこで読み上げられたのが自分の詩だったのに驚いた。ちょっとした快感だった。少し楽しいと思った。こんな中学生の頃はコバルト文庫の「愛してマリナシ

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