はにうら

個性探求アーティスト。五感を通じその存在をその存在たらしむ'何か'…

はにうら

個性探求アーティスト。五感を通じその存在をその存在たらしむ'何か'を追究し、文章・イラスト・写真で表現発信中。学生時代より広島→インドネシア→東京→現在は地元岡山在住。※投稿そのもののシェアは歓迎いたします。イラスト等の無断転載はお断りしています※

最近の記事

語呂でインドネシア🇮🇩No. 7「赤い」「魂」

久々の更新。前回の後ブランクがあいてしまった。 今回第7弾は「赤い」と「魂(たましい)」の二本立てにした。 「赤い」はインドネシア語で merah。発音は「メラh」。真ん中のrは巻き舌で。最後のhは息が抜けるように発音。 「魂」はjiwa。発音はそのまま「ジワ」で。 最初は「赤い」をメラメラ燃える炎を単独のモチーフに絵にしようかと思ったのだが、いやまてよこの炎にしみじみ浸る「魂」を組み合わせたらよりストーリー性が出て面白いのでは?と思いついた。 merah も jiw

    • 語呂でインドネシア🇮🇩No.5「緑色」

      今回は「緑(色)」。 インドネシア語で hijau。 発音は「ヒジャウ」。頭の「ヒ」にアクセントがくる。 初めてこの単語に出会った時、字面と発音を反芻していたら「ひじゃうに」という単語が浮かんだ。「非常に」の旧式の綴りだ。 そこから転じて「非常」にまつわるもので何か緑色のものがあったっけ?と探していると、あったあった!公的な施設の廊下に掲げられているあのグリーンのピクトグラムの表示が。 そこから、「非常階段(hijau かいだん)は緑色」という語呂ができた。しかし今回制作す

      • 語呂でインドネシア🇮🇩No.4 「蛙」

        今回は「カエル」。 インドネシア語で kodok。 これはそのまんま「孤独なカエル」とイメージした。 発音はコドッ(k)。前回のrok と同じで最後のkは発音しない。コドックと発音するとジャパニーズインドネシアンになってしまう。 インドネシア語は語尾がこのようなkやtといった「ッ」を伴う子音で終わる単語がとても多い。 カエルは他にもkatak(カタッk)とも言うらしいが、自分の経験上、目にしたのは殆どkodok だ。katak と kodokの違いは何だろうか。カエルとカワ

        • 語呂でインドネシア🇮🇩No.3 「スカート」

          3つめは「スカート」。 インドネシア語では rok 。 発音は「ロッ(k)」。roは巻き舌。(k)は子音止まり、すなわち「ク(ku)」と発音せずその直前で止める。 「スカート履いたロックバンド」を思い浮かべれば、一発で覚えられる。 そしてこの rok はオランダ語が発祥だ。インドネシアはかつてオランダの植民地だった影響で、オランダ語起源の単語をちょくちょく見かける。 加えて、インドネシアの服装は元来、腰から下に一枚布を巻く「サロン/サルン(sarung)」が主流だった。スカ

        語呂でインドネシア🇮🇩No. 7「赤い」「魂」

          語呂でインドネシア🇮🇩No.2 「災難」

          2つめは「不幸、災い」。インドネシア語ではmusibah。 発音は「ムスィバh」。最後のhは、ため息をつくような感じ。アクセントは頭の「ム」にくる。musibah を初めて見た時、瞬時に「虫歯(むしば)」を連想した。虫歯だらけになり不幸のどん底にあるイメージだ。 このmusibahだが、スペルも発音も何となく中東っぽいなと思って調べたら、アラビア語発祥とのことだった。 「虫歯(むしば)」の発音アクセントは「し」もしくは「しば」が強調されるけど、上述のように musibah

          語呂でインドネシア🇮🇩No.2 「災難」

          ’体毛’考〜「置かれた場所で生えなさい」ですと?〜

          毛に対する我々の認識全く内容が同じものでも、それが存在する場によって意味や扱いが全く変わってしまう現象は、この世のあちこちに存在する。これは、我々人間の身体に生えている毛=体毛にも大いに当てはまる。 同じ毛でも、頭髪か眉毛かまつ毛か鼻毛か髭か胸毛か脇毛か指毛か陰毛か産毛か、生えている場所で人間により名称をつけられ分類され、さらに人間による価値基準によって測られ、扱いも全く変わってしまう。おしなべて、穴状の部位や窪んだ部位から生えている毛、あるいは広範囲な面積に生えている剛毛

          ’体毛’考〜「置かれた場所で生えなさい」ですと?〜

          語呂でインドネシア🇮🇩No.1 「長い」

          今日、初めてのnote投稿をする。 半世紀少し生きてきたが、その間溜まってきたネタを現在の思いや感覚とブレンドさせて発信していこうと思う。ネタはいくつかカテゴリーがあるのだがそのうちのひとつが「インドネシア語」だ。 私にとって青春の象徴である国インドネシア。私が愛してやまない言葉「インドネシア語」の魅力を個々の単語を通じて紹介していきたい。 インドネシアの言葉って、とにかく馴染みやすくてキュートだ。 たとえば、 ●ローマ字を日本語っぽく発音するのが基本(Aはアー、Bはベー

          語呂でインドネシア🇮🇩No.1 「長い」