見出し画像

ギヴンという漫画と、キヅナツキというひとのはなし

友人であるキヅナツキの「ギヴン」のアニメ化が発表されてしばらくが経ちました。

キヅナツキって言うとなんか他人行儀ですが、むしろそんな風に呼んだことはない笑
10年以上、なっちゃんと呼んでいる。

気がついたら、東京にいるいちばん古い友達となった。

初めて漫画を描いて、自分で冊子にしたこと
商業誌で連載したこと
そして「バンドものを描きたい」と相談されたこと、全部覚えてる、見てきた。

バンドものを描こう、と言ってくれたときはうれしかったよ。
やっぱり、自分の世界の話だしさ、
いろいろ尋ねてくれるのも、
わたしにとっては当たり前すぎることを、丁寧にひとつずつ切り込んできてくれたね。
君は決してサボらず、わたしたちの、バンドと音楽、ライブハウスの世界を切り取って、作品にしてくれたね。
バンドマンと集団制作よくわからん!て300回くらい聞いたけど、
「こいつバンドやったことあるんじゃない?!」て思うくらい、
君の世界とわたしたちの世界を描いてくれた。

君とギヴンを見ながら、
わたしも細々と音楽を続けてきたよ。
つくること、伝えること、作品にすること、転んでも逃げないこと

わたしだって、真冬たちと一緒に成長させてもらった。ありがとう

また、機材やライブハウスの描写など
漫画を書く上でアドバイス…なんてもののつもりはなかったけど、
煙草を吸いながら、お皿を洗いながら
君に話してきた立場が、
いま、アニメの監修の人などと呼ばれ
わたしは驚いているのだけれど、
なっちゃんのお陰で、知らない世界を見せてもらうことができました。

今でも現実味がないけど、
なっちゃんの部屋で、アニメ関係の資料を見たり、話を聞いたり
いよいよだね。
もうすぐだなあ。

話したいことはたくさんあるけど、
ようやく今日、もうすぐだなあ、と思って
なんかすごい気持ち悪いけど、
ただの大学生だったなっちゃんが、漫画家になって、
そしていさましくアニメという集団制作に全力でぶつかって、
いろんなことがあったのに
今日、笑って一緒にコーヒーを飲んでくれて

ほんとうによかったなあ。
友達として、本当に誇らしい。

勝手ながら、
ギヴンの中に、わたしの実際のエピソードをまぎれこませたりしてもらって、
わたしの魂の一部も込めさせてもらったと思ってます。
いや、ほんとうに雑談していただけなんだけど。

バンドマンも、そうじゃないひとも
ギヴンに、ぜひ触れて欲しい。

アニメという機会をいただいて、
わたしも胸を張って、みんなに話せてうれしい。

キヅナツキは、僕の友達です。
わたしが使ってるこのアイコンとか、
今までわたしがリリースしたCDのアートワークとかやってもらっていました。

どこかで見かけたら、
気にかけてもらえるとうれしいです。

また、現在アニメ化にあたっても、連載中のギヴンについても、
ギターのこととか、わたしはぜんぜんわからないので、フォローをしてもらってる松下直樹(いまは譜割というらしい)と、
ライブハウスのことから楽器のことまで町田の便利屋マツムラさんと、プレハのみなさん
取材っていうか寿司食っただけだったけど、自身の経験を話してくれたsottoやまおかくん、本当にありがとう。
わたしの友達を助けてくれたことと、わたし自身を助けてくれたこと
そして、ギヴンとなっちゃんを大切にしてくれたことに、本当に感謝してます。
この人たちのことも見かけたらどうぞよろしく!

アニメはまだまだこれからだし、
きっとわたしはまた話したくなるだろうし、
これから、ポスターとか持ってライブハウス行って宣伝したりしながら、
今年の夏を迎え撃ちます。

画像は、4巻のときのポスター。余ったからもらった。
5巻のポスターは、プレハに手配したり、登戸のクラウドナインに持って行ったりしました。
プレハのマツムラさんから、町田のいろんなところに旅立たせてもらっているので、見かけたらよろしくね。

ちなみにわたしは春樹が好きですが、
いちばんは、たけちゃんです。

スタバに行きます。500円以上のサポートで、ご希望の方には郵便でお手紙のお届けも◎