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いつものコーヒー

コーヒー豆を買った。

家で飲むコーヒーは、「贅沢品」ではない。
スターバックスのそれの、特別感とは違う。
家で、がばがば飲むやつ。
もっと、日常的なやつ。

20代の頃は、スターバックスやタリーズ、KALDIで
季節の新しい豆をチェックして、味の違いを楽しんだりしたものだけれど
とあるときから、加藤珈琲店を利用し続けている。
(わたしはAmazonユーザーなので、Amazon経由で買ってます)

いつもは、ブラウニー付きの深煎り珈琲福袋(500g✕3、3238円)を買っているんだけど、
今日は新しいものに挑戦しようと思って、感謝の珈琲福袋(500g✕4、3238円)にしてみた。
これから、飲むのがたのしみ。
普段からコーヒー豆を買っている人はわかると思うけど、本当に安い…
これでおいしいのだからずるい。おすすめです。


いまも昔も、
荷物が届く、ていうのはわくわくする。
昔は、自分でネットショッピングなんかしなかったので
母親のところに届くコーヒーの、あのこうふく感と、
ダンボールを開けた瞬間の、コーヒーの香り。
当時はあんまりコーヒーを飲めなかったんだけど
あの香りと、母親のこうふくそうな姿が、
いまでも焼き付いている。

母は今でも、加藤珈琲店で豆を買っているはずだから、
母娘2代でのユーザーだ。
あの頃、荷物を受け取った家に、もうふたりともいないのに
それぞれの家に、定期的にコーヒーを届けてもらっている。

今日も、ダンボールを受け取るこうふくと
ハコを開けたときの、コーヒーの香りと
十代の頃の、懐かしさを、確かに受け取れたように思う。


今日は、頼んでいない商品が一緒に入っていた。

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そっか……
コーヒー屋さんが営業してなかったから、こういうものの廃棄も、たくさん出たんだろうな…
わたし、自分のことしか考えられていなかったのに…
ポーションミルクって、案外期限短いんだよね…

お心遣いに感謝しています。
加藤珈琲店さんが、仕入先から引き取った、というお心遣いを
わたしは確かに受け取って、
これで、美味しいコーヒーを飲んで、ゆたかに暮らそうと思います。

そしてきっと、
わたしはまた、何かしらの方法でお金を稼いで
また、加藤珈琲店さんからコーヒーを買う。


そんな風に、やさしく世界がまわってゆくといいな。


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