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絵画と版画の違いとは?
絵画とは一枚のキャンバスに直接描いていく表現技法です。
作者が手や筆を使って直に描いていくことから直接技法とも呼ばれています。
対して、版画は基本的に1枚では完成しない絵画表現であり、作者と作品の間には常に「版」が存在しています。
作者が版を介在して描くことから間接技法と呼ばれています。
一枚の絵を、何枚かの版に分解し、それらを重ねてまた1枚の絵を描いていきます。
なぜこのような面倒な工程を経ていくのか。
それは版を使わなければできない表現が存在するからです。
そして版画の表現はとても自由です。
面倒な工程という不自由さがもっと大きな自由を与えてくれるのです。
そんな版画に魅せられた2人の作家が立ち上げた工房が
この「版画工房 かさね」です。
版画が持つ特有の「版を重ねて描く」というところから
「かさね」という名前をつけました。
版画作品はもちろんのこと、作家が手がける雑貨の販売もしています。
4月オープンを目指して日々準備を行なっています。
noteでは作品の紹介や作品に込められた思いなどお話ししていけたらと思います。
拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。
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