見出し画像

「中断」のストレスをやり過ごす方法

最大限の実力を発揮するには、「集中力」が必要になります。

しかし、「集中力」というのは「没頭」と違い、ちょっとした制限とか自制心のようなコツが必要なのです。

さらに、現代の生活スタイルは、センシティブな集中状態を台無しにする条件があまりにも整っている。

だからこそ、集中状態を本気で作り上げたいのであれば、それ相応の「環境」を準備する必要があるのです。

そんな環境を意識的に整えられたら良いのですが、みんなができる訳ではないでしょう。

このnoteを書くほんの30分ほどの時間でも、無数の中断因子が存在しますからね。

本記事では、そんな「中断状態のデメリットと対処法」を書いていきます。

さくっと読むことができて、なおかつ使える情報ですので、ぜひとも読み進めてみてくださいね。

▼「中断」がもたらすもの

確認するまでもありませんが、「中断というのは心地悪い」もの。

やりたいことを途中で止められることを好む人はいないでしょう。

しかし、この世界に一人だけで生きている訳ではありませんので、いつ何時中断がもたらされるのかは分かりません。

ただ、分かることもあります。

それは、「中断によってストレスがもたらされる」ということ。

だからこそ、中断ストレスの対処法をもっておくべきなのです。

ある病院で、「医師のストレスを軽減し、気持ちよく治療にあたってもらう方法」を試行錯誤した調査があります。

その中で判明したことに、「医師のストレスは、予定されていない急患によって強まる」ということが分かったのです。

もちろん、病気や怪我は予め予定されているものではありません。

しかしながら、自分の予定が総崩れになるようなイレギュラーに対して、僕たち人間は強いストレスを抱えるのでしょう。

さらに、過去記事にも書きましたが「中断してしまったことに囚われる」という僕たち人間の特徴もあります。

やるべきことが何かしらのイレギュラーで中断され、そのイレギュラーに対して対処している時も、途中までやりかけていた”アレ”が頭の隅っこにひっかかり、作業効率を落としてしまう可能性があるのです。

次章では、そんなマルチタスク状態に対処する方法を書いていきますね。

▼「中断」に囚われないために

前提として、「中断という魔の手から完全に逃れるのは難しい」ということは心に留めておきましょう。

中断と無縁の人は、環境にこだわり抜いた一部の人のみ。

ほとんどの人は、中断する可能性に常にさらされているのです。

だからこそ、「中断したらどうするか?」という対処法をいくつかもっておくことをおすすめします。

まずは、「中断を受け入れるタイミング」について書いていきます。

何かに集中していて中断を迫られた時、その中断タイミングを自分で選べるのであれば、「作業が一段落した時」をおすすめします。

多くの人が経験したことがあると思うのですが、こつこつと作業を進めていて、「ふう。」と一息つくタイミングがありますよね。

そのタイミングであれば、それほど中断のストレスは気にならないでしょう。

しかし、そんな一段落を待たずして中断を迫られる時もあるはず。

そんな時、頭の中に中断した作業がチラいて別の作業にも集中できず、中途半端にならないよう、「中断した気になる作業をアウトプットする」という方法をおすすめします。

これは、悩み対処法としても有名なのですが、困っていることが頭の中でぐるぐる回っている状態に対処するために、

・紙に書き出す
・ボイスメモに吹き込む
・誰かと約束をする

といった感じで、頭の中のぐるぐるを外側に出してしまうのです。

すると、中断した作業は進んでいないのですが、考え続けてしまうという状態を軽減することができるのです。

ぜひとも使ってみてくださいね。

▼まとめ

本記事では、「中断のストレス対処法」についてまとめました。

一応の確認ですが、この記事で扱った中断は、”どうしても逃れられないもの”です。

辛さから逃れるための一時しのぎは、自制心とシステムの力で対処し、自分の未来のためになる時間を確保してくださいね。


いただいたサポートは、地域の「居場所」へ寄付させていただきます!