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「コミュニティー」を楽しむために知っておきたいこと

様々なコミュニティーに参加しているJUNです。

とはいえ、コミュニティー内でがつがつ活躍しているわけではありません。

ときに、じっとして情報収集に徹しているときもあります。

もちろん、コミュニティーに所属するということは、それだけで価値のあるものなのですが、もしも、あなたが「もっと楽しみたい!」と思うのであれば、本記事に書かれたことを意識してみてくださいね。

▼コミュニティーをより楽しむために知っておきたいこと

最近は、「コミュニティー」を題材とした記事を量産しているわけですが、それには個人的な理由があるのです。

教師として様々な子どもたちと関わってきましたが、「複数のコミュニティーに所属している子どもさんの方が多くのメリットが得られる」ということはどうやら間違いなさそうだからです。

考えてみれば当然で、例えば「学校」というコミュニティーで人間関係のいざこざに巻き込まれたとしても、「習い事」というコミュニティーでは、人間関係を楽しむことができますよね。

このように考えると、1つのコミュニティーにどっぷりつかるということも大切ですが、複数のコミュニティーに所属しつつ、自分というキャラを使い分けることによって、メンタル的にもよりよ状態を保つことができる可能性が高まるのです。

と、コミュニティーをごり押ししたところで、もう少しだけ深彫っていきましょう。

どうせ、コミュニティーに所属するのであれば、そこを「居心地のよい居場所」にしたいじゃないですか。

そんな方法をご紹介します。ポイントは、たった1つ。

「自分の役割を見つけること」

が、超絶大切なのです。

言い方を変えると「自分事」とか「主体性」、「責任感」または、「当事者意識」とでもいいましょうか。

とにかく、「そのコミュニティーでぼくはこんな役割を担っています!」という具体的なものがあるかないかで、大きく満足度が変わってくるのです。

少しだけ、規模は大きくなりますが、おもしろい調査をご紹介させてください。イリノイ大学教授のウィリアム・サリバンさんとフランシス・クオさんが行った研究です。

その調査で、「建物の近くに緑があるほど、犯罪発生率が低くなる」ということが分かったのです。
#集まる場所が必要だ

大切なのは、「なぜ、緑と犯罪発生率が関係あるのか?」というところ。

このからくりがおもしろい。例えば、「緑地」で考えてみましょう。

緑地に生えた植物たちは、もちろん次第に成長してきますよね。あまりにもほったらかしておくと、さすがに見栄えがわるい。

そこで、「そろそろ手入れをしようか。」という話になるのは当然の流れ。

地元の住民たちが集まって、ぼーぼーになった緑地を整備します。

実は、この流れがとっても大切で、「緑地を整備する」ということは、「ひんぱんに緑地に出入りする」ことですよね。さらに、「集団」で手入れをする。このような流れから、その「緑地」には、「街の人の目」が行き届き、さらに「緑地を整備するコミュニティー」が生まれてくる。

さらに、見逃してはならないところは、「私たちが手入れした緑地」という意識の芽生え。

まさに「自分事」、「当事者意識」が生まれ、「もっと居心地がよくしたい!」と思うでしょう。そんな意識が、犯罪発生防止に一役買っているのです。

まさに、「コミュニティーの力」。主体性をもって関わろうとする人たちの知らず知らずの活躍により、街の治安さえも守ってしまうのです。

▼まとめ

本記事では、「コミュニティーの力は偉大である!」という内容をまとめました。

ちなみに、本記事では「参加者側」からの視点で書きましたが、「主催者側」が意識すべきこともあります。

それは、「役割を見つけてもらうようフォローする」こと。

もちろん、「コミュニティーで情報さえ得られたらいい。」と思って参加している人もいるでしょう。しかし、より充実した関りをしてもらうためには、「役割を担ってもらう」ことが最善策。

ぜひとも、「主体性」を発揮して関わってもらえるよう、工夫してみてくださいね。

そんな偉そうコミュニティー論を記事化しましたが、ぼくも細々と運営を続けております。「子育て」、「教育」に関して興味・関心のある方、ご参加をお待ちしております(^^♪


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