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【人間関係】「人間関係」を深める「意外な方法」とは。

先日、学校では教えてくれない授業シリーズの「強み編」を終えたJUNです。

90分という内容の中に、「これでもか!」と話したいことは詰め込んだのですが、残念ながら詰め込めなかった話もあります。

本日は、そんな話をシェアする会。

「強み編」の中で語ったことを1行にまとめると、

「自分に会った『環境』を選択して好きなことをしなさい!」

となるでしょう。
#90分が1行

もちろん、生まれてからこのかた、全て自分の思い通りという方の方が少ないはずで、その思い通りにいかない中には、「人間関係の複雑さ」に足元をすくわれそうになることもあるでしょう。

じゃあ、「強み編」で教えた通り、「合わない人とは一生関わらなくてもいいのか。」と言われたら、そうもいかない場合もあると。

そんな場合に使えるテクニックをご紹介します。

▼「敵対する人」との付き合い方とは。

過去にこんな記事も書いていました。

ざっくり1行で解説すると、

「苦手な人は、思い切って付き合ってみると意外といけるかも。」

という内容です。
#1986文字が1行

何事も決めつけはいけません。

「強み編」の話しの中でも、

「自分のタイプを知って人間関係を選択していくことは大切だけれど、だからと言って、いつも同じタイプの人間とだけ一緒にいるともったいない。」

と言う話をしました。

じゃあ、究極のパターンをいきましょう。ずばり、

「相手が、自分のことをよく思っていない。」

と懸念される場合は、どうするのが最善の策でしょう。

もちろん、「付き合わない」という選択肢もあります。しかしながら、「どうしてもその人の力をかりたい!」なんていう場合も1万回に1回くらいは、あるかもしれません。

では、おすすめの方法をご紹介します。

といっても、僕の経験ではなく、かの有名なベンジャミン・フランクリンさんの知恵に学びましょう。

アメリカ建国の父として知られるベンジャミン・フランクリンさんは、「自分に敵対している人を味方につける意外な方法」を実践しました。

その方法とは、

「頼みごとをする!」

という方法です。

フランクリンさんは、具体的に敵対していたある人に対して手紙を書いて「本を貸してもらった」のです。

読み終わったフランクリンさんは、「本と共に素直な感謝の気持ちを手紙にしたためた」ました。

その結果、どうなったかというと、

「それまで敵対していた相手方は、『いつでもあなたの味方だよ!』なんて言ってくれるほどフレンドリーになった。」

というから驚きです。

そう、「関係性がよくない」と思われる人間関係を改善するには、その相手に「頼みごとをする」という意外な方法が功を奏す可能性があるのです。

▼自分を大切に思うが故の判断とは。

ベンジャミン・フランクリンさんの逸話を調べた実験があります。

行動科学者のジョン・ジェッカーさんとデビッド・ランディさんが、おもしろい実験をしています。

実験参加者にある競技に参加してもらい、賞金を払いました。

その賞金をもらった参加者に対し、賞金を渡した「主催者」が、意外なお願いをしたのです。そのお願いとは、

「自腹で賞金を払ったら手持ちがなくなってしまったので、あげたお金を半分返してほしい。」

というなんとも切ないお願いです。

もちろん、頼まれた参加者は、「主催者」にお金を返しました。

さて、ここで問題。

「お金を返して。」とお願いされた参加者と、何も言われずに「賞金をもらった参加者」では、どちらが主催者に対する好感度が高かったでしょう。

実は、

「お金を返して!とお願いされた参加者の方が『主催者』に対する好感度が高まった。」

というから驚きですよね。

「なんで?」と単純な疑問にもお答えします。

それは、人間は、

「自分がしていることに対して一貫性を保ちたい。」

という特性があるからです。

ざっくり言うと、「自分が優しくしているんだからよい人である。」という一貫性を保ちたいのです。

フランクリンさんを嫌っていた人も同じ。

「あいつが、俺に本を貸してなんて頼んでくれるなんて、実はそんなに悪いやつじゃないかもしれないな。」

と思ったかは定かではありませんが、「本を貸してあげる」という優しい行動が一貫性を保とうとする上で、「あいつはいいやつ」という意味変が起こったのでしょう。

▼まとめ。

本記事では、「とっつきにくい人には、自分から頼みごとをして味方にしてしまおう。」という内容をまとめました。

きっと、みなさんの中にも「人に頼みごとをしたら悪いなぁ。」と遠慮がちな人もいるでしょう。

しかし、その思い込みは、逆なのです。

むしろ、「頼みごとをされた人は、頼みごとをした人に対して好感度をもつ」のです。

だからこそ、遠慮するのではなく、がつがつお願いしていった方がよいということですね。

ぜひとも、今日から頼みまくりましょう!!


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