『ネガティブ』の使い方~ネガティブをモチベーションに変える方法~
「人生山あり谷あり」と言いますが、全くもってバランスが取れているように感じられないのが不思議なところ。
「ネガティブに強く引き付けられ、ポジティブよりも長く継続する」というのが人間の特性なので仕方ありません。
とはいえ、何かしらの対策はあるだろうと思うのです。
本記事では、ネガティブと出会ってしまったときの心構え的な記事となりました。
対処法として、一番おすすめできないのは、「避ける」とか「無視する」といった方法。
そのような方法を取ると一時的には逃れることはできても、最終的にはより大きなネガティブとなって襲いかかってきますからね。
ぜひとも、このまま読み進めていただき、ネガティブを受け止め、自分の人生の糧とする方法を意識してみてくださいね。
どんなネガティブでも、コミュニティがあると安心👇
▼『ネガティブ』の使い方
ネガティブと遭遇した時、歓迎の気持ちにはなれませんよね。
しかし、私たち人間はこのネガティブがあったからこそ、ここまで生き抜いてきたとも言えるのです。
というのも、ネガティブになるということは、どうにかしてその状況から抜け出した方が良いよというサインでもあります。
もしも、現在が最高に幸せで、全てにおいて満ち足りた幸福感満載の状況だとしましょう。
そんな最高な状況を敢えて捨てる人はいないでしょう。
#ブッタくらいのもの
幸せであれば、なるべくその状況に浸っていたいと思いますものね。
しかし、ネガティブは一味違います。
危険を感じたら逃げようとしますし、居心地が悪ければ、何とかして問題を解決しようとする。
そう、ネガティブと遭遇すると、そんな状況をなんとか変化させようと望むはず。
さらに、そんな気持ちに従って行動を起こした時、私たち人間は成長というかけがえのない宝物を受け取ることができる。
要するに、ネガティブな感情は、成長の糧になるということ。
そんなネガティブを成長の糧として受け入れるためには、「時間」を味方につけるべき。
具体的な方法を解説しますね。
▼ネガティブ感情と時間との関係
人間の感情は、時と場合によって変化するもの。
例えば、「未来を楽観的に考える」という特性は、人間の人間らしい考え方の一つ。
その未来が、遠い未来であればあるほど楽観視しがちなのが人間なのです。
では、「過去」にも目を向けてみましょう。
あなたは、過去を振り返ってみて何かしらネガティブだった経験があるでしょうか?
程度の違いはあれ、きっと大失敗の一つや二つあるでしょう。
ただ、過去のネガティブを思い出した時、不思議な感情が湧き起こるはず。
当時は立ち直れないほどの凹みようだった人も、過去の経験として思い出している現在は、「あんなこともあったなぁ」とかなり客観的に捉えられているのではないでしょうか。
むしろ、「今となっては良い思い出です。」なんて肯定的に捉えている人もいるのでは?
何が言いたいのかというと、「過去は美化される」のです。
この過去美化理論をうまく使うことで、現在をよりポジティブに生きられる可能性があるのです。
どのような使い方と言うと、「過去との比較」でございます。
使い方は簡単で、「日常生活でちょっとしたネガティブに苛まれた時、ちょっと気持ちを過去に飛ばしてみる」という方法。
すると、「そっか、あの時は今よりも大変だったよなぁ」とか「あの時の経験に比べたら今の状況なんてイージーだぜ!」とか、「あの苦境を乗り越えてきたんだから!」と、現在の状況を肯定的に捉えられるのです。
「いやいや、現在抱えているネガティブが大きいんですけど」という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、人生はまだまだ続いていきます。
だからこそ、逆算的に考えてみるのはいかがでしょう。
例えば、「よし、確かにこの経験は辛い部分もあるけれど、乗り越えたら成長できるぞ!!」とか、「いつかこのネガティブが良い思い出に変わる日がくる!!」と、目の前のネガティブの意味をチェンジして、「成長」、「修行」、「試練」、「練習」のように捉えてみる。
分かります。
調子のいいこと言ってんなということは。
ただ、不安や心配って、人間の思考を強く支配するものの、ちょっと視点を変えたり距離を取ったりすることで、ふと冷静になれるもの。
もちろん、目の前のネガティブがなくなることはありません。
しかし、今まさに格闘中のネガティブが永遠に続くこともないのです。
だとしたら、今まさに格闘している自分の頑張りを成長の一手として捉え、未来の自分への安心材料として蓄えておいてはどうでしょう。
きっと、時間が経過してふとした時に「そんな時もあったよなぁ。」と勲章のように光輝く時がくるのです。
▼まとめ
本記事では、「ネガティブは成長の糧、未来ではポジティブの種」という内容をまとめました。
ネガティブに遭遇した時は、「終わった…」と思うでしょう。
しかし、捉え方を変えることで、少しだけ前向きに取り組むことができるはず。
人生を揺るがすようなネガティブを見事乗り越えたあなたは、この先に待ち構えているネガティブも必ず乗り越えることができるでしょう。
ぜひとも、ネガティブの使い方を検討してみてくださいね。