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【子育て】「発言」が、自分の「成長」につながるという話。

会議では、「早く終えること」に最大のコミットをしているJUNです。

モチベーションがない訳ではありません。むしろ、早く終えることにモチベーションMAXで望んでおります。

このように書くと、大変失礼なやつだと思われる思うのですが、会議の内容をないがしろにしている訳ではありません。

発言することも心がけています。

思い返してみれば、小学校の通知表には、

「答えを書くことはできても発言しません。」

と、明確に書かれていました。当時の先生は、なかなか厳しかったですね。

ただ、現代の子どもたちでも「発言」に対して消極的なお子さんも多いといのではないでしょうか。

本記事では、そもそも、「なぜ『発言』した方がよいのか。」をまとめますので、「苦手なんだよなぁ。」という子どもさんにはアドバイスしてあげてくださいね。

▼「発言」することの価値とは。

発言しなかった子ども時代を経て教師になった今、

「発言癖はつけておいた方がよい。」

と、心の底から主張することができます。

というのも、この世界の構造は、

「『主導権を握ったものが勝つ』という構造になっているから。」

です。

「いきなり、大きく出たな!」と感じた方。僕も今、同じ気持ちです。

しかし、この世界構造は、完全な的外れでもありません。どのような世界でも、

「まずは、誰かが先頭に立って、ある程度コースを整備する。そして、そのコース上でたくさんの人が切磋琢磨する。」

のです。

では、「そのレースで一番走りやすいのは誰でしょうか?」もちろん、

「コースを設計した人!」

でしょう。

じゃあ、「コースの設計者になればよいのか。」ということですが、それもまた難しい。「知っていること」と「実行できること」には、埋めることのできない大きな溝がありますから。

しかし、そんなときこそ、「発言」の出番。

設計されたコースに対して、あーだこーだ言うことで、少しでも自分が走りやすいコースとして整えることができる可能性があります。

もしも、念願叶ってコース設計の一部を変更できたのなら、自分の実力を発揮する可能性を高めることができかもしれません!

▼「発言」の天敵とは。

さて、ここからが問題です。

「発言癖」をつけることが、「人生イージーモード方面」へ走り出せるのですが、なかなかモードを切り替えられないという方もいるでしょう。

そんな人が抱えている思い込みの一つとして、

「空気を読みなさい!」

という、闇の呪文があるのです。

これこそが、「発言」することをちゅうちょさせる原因に他なりません。

また、「みんなやっているから。」という呪文もなかなかの曲者です。

本当は、「いいな。」と思っていても「空気」「みんな」という呪文によって、一瞬にして視界を遮られます。もしかすると、「頭で考えていたことと表現された言葉が合っていない。」という強烈な混乱状態におちいっている可能性すらあります。

最強の闇魔法を前に、僕たちは最大のチャンスをみすみす見逃してしまうのです。

ハーバード大学のテレサ・アマビールさんの研究によると、

「温かさと有能さには相関関係がある。」

ということが分かっており、

「温かい人ほど、仕事ができないと推測される。」

というなんとも歓迎できないような結果が出ているのです。

しかし、どんなに受け入れがたくてもあなたの周囲を見回すと、きっと思い当たる節があるのではないでしょうか。

「自己主張の強い人の方が自分の思い通りに仕事を動かし、規則を破る人の方が権力を握っている。」

という現実。

もちろん、子どもたちに「強めの主張をして自分の思い通りに動かせ!」とか、「周り何て気にせず、とことん主張しろ!」と教え込めということではありません。

みんなが自分勝手すぎると、その組織は破綻するという結論も出ていますしね!

しかし、「空気」とか「みんな」という抽象的なものを相手にして「本当にやりたいこと」や、「素晴らしい気づき」を、我慢するような子どもにはなってほしくないと心から願っています。

▼まとめ。

本記事では、「発言することで道は開かれる。」という内容をまとめました。

ちなみに、大人でも「自分の給料交渉をぐいぐいした人の方が収入が増える。」ということも分かっています。

もちろん、主張だけしておいて仕事しないということは許されません。しかし、逆に考えると、「主張するからこそ、結果を出さないといけなくなる。」というスパルタ理論で成果を出す人もいるのでしょう。

「叶うかどうか」とか、「他人にどう見られるか」を気にする前に、「自分はどうしたいのか。」と考えられるような癖をつけたいものです!

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