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ダンク問題を考える

かつてあった女性アイドル雑誌ではありません(これが分かるあなたは40代以上!)。
ダンク、英語で綴るとDunk。
バスケットボールのダンクシュートのダンクがこれです。

この、ダンク、ほかにも意味がありまして、
たとえば、そうそうアッパーな場でなければ、食事中、
スープやソースでパンをぬぐって食べますよね、このぬぐうって行為がダンク。
また、ビスケットを
紅茶(ここで言う紅茶は、ソーサー付きカップを使ってストレートで飲むポッシュなものでなく、日常的にマグでがぶがぶ飲むミルクティーを指します)やコーヒーに浸して食べるのを見たことはないですか?
この、浸す、もダンク。

じ〜っと見るまでもなく、
イタリア人もフランス人も、そしてイギリス人も
概してヨーロッパ人はよくやるなぁって印象です。
湿度が低いこともあって、
クロッカントというかクランチーというかクリスピーというか、
がりがり、ざくざくといった、日本のものに比べて、
ハードな食感のビスケットが多いせいもあるからだと思います。

ビスケットをダンクして食べるのは、個人的にはあまり好きでなくって、
それはへたれにみたいになったふにゃふにゃのテキスチャーが苦手だからではなく
(むしろ、これはこれでたまに食べたくなる)、
残骸問題。
マグの底にたまるんですよ、ビスケットの破片、もといカスが!
食べないのは勿体ないし、でも食べるにはあまりにへたれ過ぎるし
(このぶくぶくしたテキスチャーは、なかなかおぞましい)。。。
ダンクしてすぐに口に運べばいいじゃないか。
ダンクしたあと、沈殿しないうちにすぐに飲み物を飲めばいいじゃないか。
ごもっとも。
でも、お茶を飲んでるときって、頭を使いたくないんですよね〜。
ダンクして食べたいなぁと思ったときに、あとの処理をどうするかが頭をよぎるので、つい及び腰になってしまうのであります。

ダンク問題、というのは、やはりビスケットを食べるときの大きな要素のようで、イギリスの新聞、the guardianの2013年10月24日づけのコラム、
ビスケットの食べ方(!)
How to eat: biscuits
http://www.theguardian.com/lifeandstyle/wordofmouth/2013/oct/24/how-to-eat-biscuits

でも言及されています。


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