羽田光夏(はねだひか)@詩人・元祖全盲noter

施設訓練生の傍、詩人・全盲noterとしてひっそりと活動中。2020年1月に、第1詩集…

羽田光夏(はねだひか)@詩人・元祖全盲noter

施設訓練生の傍、詩人・全盲noterとしてひっそりと活動中。2020年1月に、第1詩集「世界と繋がり合えるなら」を出版。noteでは主にエッセイとたまに新作の詩を載せていきます。適応障害持ち、。

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私のnoteの書き方

 今回は全盲noterである私が、いつもどうやってnoteで記事を書いて投稿しているのかについて、最近フォロワーになってくれた方も多いので、改めて書いてみたいと思う。  まず最初に点字で下書きをすることから始まる。  その時に使っているのが、「ブレイルメモ」という、ディスプレイ上に点字が出てくる電子手帳のような機器である。詳しく知りたいよって方は、お手数ですがググってみてほしい。  この機器を使うと、それまでは文字の削除や付け足しができなかった点字でも、それらの編集作業がで

    • 高崎だと思っていたら

       最後のタイピングの授業で県庁所在地についてやったんだけど、群馬の県庁所在地って前橋だったんだね。  高崎は新幹線が停まる駅だし、前橋よりも高崎の方が大きくて栄えているようなイメージを勝手に抱いていたので、私はてっきり高崎が県庁所在地だと思っていた。  群馬には少し住んでたことがあったから悔しいなあ。  そんな感じで施設でのプログラムもだんだん終わっていく。😖

      • ゴミステーションの場所

         そういえばと思い、10月から正式に一人暮らしを始めるアパートのゴミステーションの場所を、今日の午後アパートの管理会社に電話で聞いてみた。  管理会社の人の話によると、どうやらアパートの裏にあることが分かった。  少しずつ荷物を運び入れたりと、何度かアパートに足を運んでいて、エントランスのところにゴミ箱があることを知っていたので、てっきりそこに出せばいいんだと思っていたのだが。  その場所はまだ行ったことがない場所だったので、さきほど担当のケースワーカーさんに急遽歩行訓練をお

        • 音声配信「昨日のSJRの話」

          久しぶりの音声配信。  今回は昨日のSJRで放送されていたオーガスタキャンプのライブ音源で特に印象に残った音源について話してみました。🎶

          約1年半ぶりに母と会った

          この前の3連休のうちの15日と16日の二日間、地元浜松から母が来てくれた。  去年の3月に大阪の某施設に入所してから実家には1度も帰省していないので、母に会ったのは約1年半ぶりである。  15日は駅前のガスとで昼食を食べた後、新しい洋服や洗剤など、今後の生活で使う細々した物を買い物した。  また夕方には大阪に来た時には連れて行ってあげたいとずっと思っていた行きつけのラーメン屋さんと銭湯に行った。ちなみに母は銭湯の泡風呂が気に入ったようだ。  翌日の16日は、いよいよ新居に

          ということで名前ちょっと変えてみました。💡🤩今のところnote界隈で「全盲Noter」を名乗っているのは私だけのようなので「元祖全盲Noter」と名乗らせてもらうことにしちゃいました。🎶よろしくー。😉

          ということで名前ちょっと変えてみました。💡🤩今のところnote界隈で「全盲Noter」を名乗っているのは私だけのようなので「元祖全盲Noter」と名乗らせてもらうことにしちゃいました。🎶よろしくー。😉

          「町」が繋いだ偶然~高石ともやさんの訃報に寄せて~

          メッセージ・フォークの旗手、高石ともやさんが死去82歳 「受験生ブルース」  フォークシンガーの高石ともやさんが亡くなられたそうだ。  実は京都の盲学校に通っていた10数年前、高石さんと共演させてもらったことがあった。芸術鑑賞会に高石さんが盲学校にライブに来てくれた時のアンコールで、高石さんの楽曲「街」を、当時所属していた合唱部で一緒に歌わせてもらったのだ。  今思うと大変失礼な話なのだが、当時の私は高石さんの存在をほとんど存じ上げていなかった。なんて陽気なおじさんなんだ

          「町」が繋いだ偶然~高石ともやさんの訃報に寄せて~

          夢日記~トイレにハンカチを落とした~

           実家の自室で目覚めたら真夜中2時過ぎだった。  ふと尿意に気がついてトイレに入った。するとパジャマのズボンの後ろのポケットに入れていたハンカチを、便器の中に落としてしまった。  慌てて便器に手を突っ込んで、落としたハンカチを拾い上げた。  便器の中はなぜか暖かかった。  そこから取り出したハンカチは、水(いやお湯?)を含んだからなのか、かなり重たくなっていた。  その水(あるいはお湯)を絞ってキッチンへと急ぐ。そしてそのハンカチをこっそり洗濯機に投げ入れた。  やれやれと思

          夢日記~トイレにハンカチを落とした~

          書くことを仕事にするのは憧れだけで充分

           ※本文中特定のnoterさんを批判するような表現が出てくるかと思う。  それでも読んでくださる方は、これは一人のnoterのくだらない戯言なんだなあと思ってさらっと読み進めていただけたらありがたい。  本来このような話は内輪内でする方が良いのかもしれない。しかしnoteについて話せる内輪もいないし、どうしてもモヤモヤして仕方なかったので、今回は全体公開の場ではあるが少し書かせてほしい。  ここ最近一部のnote界隈をざわつかせている某投稿コンテストの話である。  企画者

          書くことを仕事にするのは憧れだけで充分

          全盲エッセイストのライバル出現(?)

           最近フェイスブックで盲学校時代の後輩が、某投稿サイトでエッセイを投稿するようになったことを知った。  彼女も学生の頃から作家志望だったことは何となく知っていたので、投稿サイトで執筆活動を始めたことにそれほど驚きはなかった。  早速何本か彼女のエッセイをこっそり読ませてもらった。  彼女の書くエッセイは、根暗で人付き合いが苦手な私には書けないような、気持ちが前向きになるようなエピソードばかりだった。これは読者からの受けも良いだろうなあと思った。  おまけにその後輩はテレビの

          全盲エッセイストのライバル出現(?)

          新居の家具を買いに行く

           先週の木曜日の話になるが、先日の台風の影響で1週間延期していた新居の家具の買い物に、担当のケースワーカーさんと一緒にニトリに行ってきた。  まず2階に上り、大きな家具から見ることに。  最初に見たのはベッドだった。  理想はシングルよりも少し大き目で、収納スペースやサイドテーブルがついている物がよかった。しかしそんなにお金があるわけではないので、結局収納スペースもサイドテーブルも何もついていない1番シンプルなベッドにした。  続いて見たのは食事用の椅子とテーブル。  良

          新しい靴を卸て

           「羽田さん、左足の人差し指のところに穴が開いてますよ」  朝食を食べに施設の食堂に降りていった時、宿直の職員さんから突然そう声をかけられた。  何のことだろうと思い、自室に戻ってからすぐに言われた部分を触ってみた。すると確かに左足の靴の先に小さな穴が開いていた。これは職員さんに言われるまで全く気がつかなかった。  施設内ではずっと靴をはいて移動している。  この施設に入所してから約1年半。そりゃあ1年半も毎日はき続けていたら穴も開くだろう。  おまけにこの靴は、母が趣味の

          指輪にならないぐらいに小さくなってしまった

           先日某100円ショップに行った時、お菓子コーナーでポテコを見つけた。  ポテコ…、まだあったのかー!と懐かしくなり、思わず買ってしまった。  ポテコ、あの和っか状になっているスナック菓子である。  子どもの頃、その和っかの部分を指にはめて「指輪」と言って遊んでいると、「食べ物で遊ぶんじゃありません」と大人たちから叱られた経験があるのは、たぶん私だけではないはず。  昨夜何年かぶりにポテコを開けてみてビックリした。「指輪」と言って遊んでいたあの頃と比べて、和っかが小さくなっ

          指輪にならないぐらいに小さくなってしまった

          最近鼻血が出る人が多い?!

           ちょうど1週間前に投稿した「朝からまさかの緊急事態?!」の中で触れた鼻血の件。  あれから毎回ではないのだが、やはり、鼻をかんだりすると鼻血が出ることが何回か続いていたので気になっていた。  今日かかりつけの心療内科の主治医に相談してみたところ、連日の暑さで1日中エアコンをつけていて空気が乾燥するため、鼻の粘膜も乾燥してるから鼻血が出やすくなるのだとのこと。そして最近そのような人が多いのだとか。  そうか、最近鼻血が出る人が多いのかー。何気にビックリするような話である。 耳

          今日から厨房が復活!

           5月の末頃から施設の食堂の厨房工事が始まった。その影響で、約3か月間食事はお弁当形式になっていた。  それが今日の昼食から厨房が復活して、食事もお弁当形式から厨房で提供される暖かい食事に戻った。  ちなみに復活して最初のメニューは、ドライカレーと野菜サラダとかきたまスープだった。  お弁当食だったこの3か月間は、手を洗った後食堂の入り口のところでお弁当を受け取っていたのだが、今日からはまた以前のように厨房の前のカウンターまで食事を取りにいかなければならないということを忘れか

          男性蔑視や差別が叫ばれる世の中になりつつあるけれど

           とあるB型作業所に通っていた10数年前、年配の女性スタッフをはじめ、周りのスタッフや一部の利用者たちが、当時30代後半だった新人の男性スタッフが独身であることをしょっちゅうからかっていじり倒している光景をよく見かけた。  そんな彼ら彼女たちの言動を聞く度に、私はいつもその男性スタッフを気の毒に思い、いたたまれない気持ちに苛まれていた。  女性に恋人の有無や結婚について尋ねるのはセクハラとされているのに、それが男性ならまあいいだろうという風潮には、女性の私でもずっと納得がいか

          男性蔑視や差別が叫ばれる世の中になりつつあるけれど