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第1回手話ダンス甲子園東日本大会レポート

 

千葉市で開催

 令和5年9月2日にイオンモール幕張新都心で開催された第1回手話ダンス甲子園東日本大会が開催されました。
 この大会は開催地である千葉市の後援事業でもあり、当日は公務で超多忙な神谷千葉市長も来賓としてお越しになりました。
 大会前に別室で尾﨑福崎町長と神谷千葉市長とで様々な意見交換がなされ、神谷市長からも『手話ダンス甲子園』に高い評価をいただきました。
 ガジロウも福崎町(兵庫県)から千葉市まではるばるご苦労様でした。

なぜか首長と話をしても違和感がないガジロウ
ガジロウと名刺交換する神谷千葉市長

JPA代表KIN氏とガジロウ


 さて、日本パラアート協会代表のKINよる開会の挨拶があり、共催の福崎町長、来賓の千葉市長、特別協賛のイオンモール幕張新都心の東マネージャーの挨拶があり、オープニングアクトとして、手話ダンス甲子園西日本大会1位通過チーム「sign」による手話ダンスパフォーマンスを皮切りに全13チームの参加により開催された手話ダンス甲子園東日本大会ですが、西日本大会と比較すると、昔から手話を取り入れて活動されている団体さんやサークルさん、ダンス教室さんからの参加も多く参加者が延人数で60名以上と非常に多かったのが特徴です。
 手話を普及するためにたくさんの団体やサークルなどの専門的に言うとNPOセクターの基盤がしっかりしているということは、共生社会の実現にとってはとても重要なことでMICEなどを進める千葉市での発信力や普及力に今後の大きな光が見えました。
千葉市のMICE推進


熱気と感動の全13チーム!!

 日本パラアート協会にとって、手話ダンス甲子園は共生社会のための手段、もちろんイベントを軽視してる訳ではありません。後々このイベントに参加することを目標にする手話ダンスチームがあればこんなに嬉しいことはありませんし、たくさんの企業や自治体が共感してくれたりすることはとても重要です。

素敵な衣装で踊るチーム「ポプラ」

 ただ、私たちが目指すものは最初から、誰もがフラットで対等な関係であり、かつ、その関係から生まれる、互いを助け合える社会=共生社会であり、その社会の実現なのです。
 そのために可視化したり、実際に実感してもらえるためのコンテンツをたくさん生み出す事をおこなっていますが、その一つが「手話ダンス甲子園」というわけです。
 よって、興行を目的としたダンスコンテストとは若干審査基準が違っています。
 これについては、note手話ダンス甲子園を一読ください。
 一定の審査基準の確認をした上で、さらに今回の審査員の方々に最後に説明したことは、どのチームを選考するかもし迷われたならば、このチームのパフォーマンスを見てもらえれば私たちが子ども達のために残したい「共生」が伝えられるとあなた(審査員各自)が推薦するチームを基準として選んでくださいと伝えました。
 多様性に富んだチームばかりで、なかなかその中で選考するのは大変だったと思いますが、実際に大会をご覧になっていないみなさんにあっても、身体性やそれに起因する芸術性のみを競うダンスコンテトとはまた違った主旨であると再度ご理解いただければ嬉しいです。


 それぞれの世界観と表現

 そして13チームのうち、全国大会への出場権を獲得したのはこの4チームです。
 

1位通過
豊南Smile(東京)
2位通過
舞舞CREW(東京)
3位通過
RAYVEL(神奈川)
4位通過
ジュピター(千葉)

そして全国へ!!

入賞チームと審査員からの総評

 いよいよ、西日本大会、東日本大会を終えて、全国大会出場チームが確定しました。
 ここに地元福崎町のチームを加えて全10〜15チーム内にて決勝戦が行われます。
 果たして第1回手話ダンス甲子園優勝に輝くのはどのチームでしょうか。
 全国大会は、共生のまち兵庫県福崎町(エルデホール)にて開催となります。
 今大会のスペシャルアンバサダーアーティストとしてET-KINGさんのミニライヴもあります。
 チケットも無料ですが、事前応募制(多数の場合は抽選)となっていますので、福崎町のHPをチェックしてください。
 【手話ダンス甲子園観覧について

第1回手話ダンス手話甲子園決勝

ART FUNK EAST

 障がい者の社会参画を目的としたダンスコンテンツとして、全国各地で開催されてきたART FUNKも千葉で初開催となりました。
 これについては、写真記事でアップしていこうと思います。
一番のお気に入り写真だけ掲載しておきます。
 入賞者と審査員がアートで対等に繋がれた世界に共感した笑顔が印象的手でした。
 もちろん9月23日の手話ダンス甲子園でもART FUNKは同時に開催されます。

Kenshi(入賞者)&Jacky(ジャッジ)

 手話ダンス甲子園を通じて様々な出会いがあり、その共感を広げて行くことで新しい価値を広げていけると嬉しいです。
 この記事をご覧になった皆さんにも共感いただき何かご一緒できることがあればいつでもお声がけください。
 日本パラアート協会E-mail



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