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第1回全国手話ダンス甲子園開催(西日本大会)

 9月23日に兵庫県神崎郡福崎町で全国初となる全国手話ダンス甲子園が福崎町と日本パラアート協会の共催にて開催されます。

 全国大会に先駆けて8月12日に岡山県にあるイオンモール倉敷にて西日本大会が開催されました。

(webニュース)


全国手話ダンス甲子園西日本大会(イオンモール倉敷)

手話ダンスについて

 手話ダンス甲子園の規定内で、手話ダンスは、歌詞や楽曲のもつ世界観を手話や表情、ダンスや構成などを活用して表現するアートとして定義づけています。

 また手話ダンスを活用したアソシエーション(=チーム)の特徴として、障がいの有無だけでなく、性別、年齢、国籍などに関係なく誰もが参加できるアソシエーションとしての機能が共生をテーマにした手話ダンス甲子園にとってとても魅力的な要素となっています。

手話を用いたアートを発信するイベント=手話ダンス甲子園

手話訳について

 手話訳は、楽曲の歌詞の世界観をどのような手話を取り入れるかは、手話訳者の解釈により異なります。
 そういった意味では、手話ダンス甲子園で使用される手話は、情報を正確に伝達する言語としての機能だけにとどまらず、言語のもつ想像性を含めたアート拡張性によりその体系が構築されるものであるため、手話の言語化及び啓発に寄与するものであると考えられています。

【全6チームが参加した西日本大会】
 全国大会への予選会を兼ねたこの大会で、見事全国大会への切符を勝ち取ったのは以下の4チームになります。


【手話ダンス甲子園の採点基準と審査方法】
 手話ダンス甲子園における手話ダンスの採点基準の目安です。
 共生をテーマにしたアートコンペになりますので、身体性やアート性、その他グルーヴ感等を中心としたパフォーマンスを採点するダンスコンテストではないところが最大の特徴です。
 つまり、身体力を軸としたダンスパフォーマンスが優れていてもそれをもって上位入賞できるとは限りません。
 例えば、障がいのある方やシニア、日本以外にルーツのある方などメンバー構成や、多様なメンバーを踏まえた連携力などを多様性や共生深といった採点指標として取り入れているところなどにこれまでにないアートコンテストといわれる特徴が顕著にあらわれています。

”採点指標”
・芸術性(25点)
・ダンスパフォーマンス力(25点)
・多様性(メンバー構成の多様性や連携性)(25点)
・伝播力(感情移入・手話表現・歌詞伝達等)(25点)
合計100点の採点を基準にして、最終的に審査員協議の上決定されます。


西日本大会予選通過チーム

1位通過 
sign(広島)
2位通過
Miracrew(兵庫)

3位通過
ZIGGY B.(兵庫)
特別招待枠
Silent voice(岡山)

silent voiceは開催地の岡山放送(OHK)でも取り上げられています。


2023年の24時間テレビ46(読売テレビ)でも取り上げられます。
8月27日(日)17時から17時30分の間で放送予定


手話ダンス甲子園東日本大会の開催決定!!

 9月2日にはイオンモール幕張新都心にて東日本大会が開催されます。
参加費、観覧費ともに無料となっています。
お近くの方はぜひ足を運んでみてください。

 手話ダンス甲子園東日本大会

 現在12チームのエントリーがあります。エントリーもまだ募集中で無料ですのでぜひ応募してください。
予選を勝ち抜けるのは4チーム
果たしてどのチームが勝ち抜けるのでしょうか楽しみです。


 (手話ダンス甲子園東日本大会エントリーシート)



全国手話ダンス甲子園 9月23日(祝)開催

第1回全国手話ダンス甲子園決勝大会(兵庫県神崎郡福崎町)

 手話ダンス甲子園全国大会では、東西予選大会を勝ち抜いたチームに加え、開催地(地元枠出場)からも複数チームがエントリーします。


 そして記念すべき第1回目の全国手話ダンス甲子園決勝のスペシャルゲストとして、ET-KINGがスペシャルライヴを披露してくれます。

ET-KING SPECIAL LIVE(全5曲予定)

 ET-KINGは、メンバー全員が福祉系の専門学校で出会って結成されていて、さらに手話を話せるメンバーもいらっしゃいます。
また、福崎町の地元チームにも楽曲使用として2曲を提供されています。

(注)全国手話ダンス甲子園決勝大会及びアンバサダーアーティストであるET-KINGスペシャルライヴの観覧は無料となっていますが、入場には事前申し込みによる入場整理券が必要です。
申し込みは、8月末を目途に福崎町HPから発表される予定です。


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