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78000羽の鶴

仙台七夕、ご覧になったことはありますか?
今年は4年ぶりに通常開催となりました。

吹き流しが主流ですが、こちらの写真は仙台の児童生徒が作成した折り鶴で、お祭りの名所にもなっています。


仙台七夕の始まり


江戸時代に仙台藩の藩主・伊達政宗公が婦女子への芸術文化向上の為に始めたのが由来とされています。


東日本大震災を機に


仙台駅から仙台市役所までのアーケード通りを埋め尽くす商店街の吹き流し。東日本大震災をきっかけに折り鶴の飾りが大幅に増えたそうです。

今では仙台市の児童生徒が防災学習を通し、震災を風化させない、という想いで折り鶴を折り、それを集めた飾り付けが、会場中心部の老舗デパート前に飾ってあります。圧巻の眺めです。


小さな想いが集まった時


折り鶴を一人一つ作り各々吊り下げるよりも、様々な想いの折り鶴を繋ぎ、吊るすのでは、後者の方が人の目に留まり、より美しく一体となり、想いが強くなる。

そのように感じます。


Beauty Japan日本大会でも


グランドファイナリストそれぞれの想いがあり、自分の願いがあります。
それを一人で呟くよりも、コンテストへ向かう日々の中で、また、舞台で、それぞれが発信することで、注目が集まり、より想いが強くなる。

より美しさを増し、輝く。

内面、外面の調和とでも言いましょうか。折り鶴を見上げた眺めと似たものを感じます。



故郷復興プロジェクト


この折り鶴が目指すところは仙台市から感謝の想いを発信することだそうです。

Beauty Japanでも多くのファイナリストが口にする感謝の気持ち。

日本大会は小さな想いが束ねられ、素敵な作品のようになるのだろうと思っています。自分の想い、感謝の気持ち、私も発信し、大会を作り上げていきます。



この折り鶴を見上げながら、そんなことを考えていました。


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