理解しなくたっていい話


1年目、隣の席の先輩に救われたことがいっぱいいっぱいある。

その中でも特に救われたことがあって、

自分の受け持ちケースで悶々と「理解できないんです、この人の考えていることや気持ちが。」と何気なく喋ったら「理解しなくていいんだよ。」 と返された。

ハッとした。日常の人間関係だって、どれだけ考えて心を砕いて何年関わろうとも、理解できないことなんて往々としてあるじゃないか。

この人はこういう人と割り切り、何考えてるか分からないけど、私にできることは第三者の目線で、案や打開策を提示すること。それが私の仕事。

受け持ちケースの気持ちの波に巻き込まれていた自分に気づいた。


相手を理解しようとすることは、私の強みでもあり弱みでもある。

学生時代、先生たちからは患者に寄り添う看護を懇々と説かれた。でもそれってスペシャル級に難しいこと。私がそれを全力を傾けてやろうとすると、相手の感情に気持ちが引っ張られてしまいニッチもサッチもいかなくなる。

だから私は割り切って対象者に寄り添う"風"の仕事をしていこうと思う。少なくとも当面はそうしないときっとやっていけない。


#仕事 #理解しない #人間関係 #先輩 #看護  

ただの備忘録です。