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とりあえず、ターゲット層を考えよう

ハンドメイド作家として活動を始めたいけれど、一歩踏み出せずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
その気持ち、とてもよく分かります。新しい挑戦には不安がつきものですし、「本当に自分にできるのか?」という不安や、成功するかどうかの未知の部分があると、不安がありますよね。

でも、覚えておいてほしいのは、「完璧」を目指す必要はないということ。ほとんどの方は小さな一歩から始めています。
大切なのは、何よりも「行動すること」。たとえ小さな一歩でも、踏み出すことで新しい世界が見えてきます。
まずは、試作品を作ってみたり、SNSで自分の作品を発信してみたりすることから始めてみて、もしも失敗してもそれは学びの一部です。

そして、やってみて、自分には合わないな。と感じたらお休みして、制作は趣味で続けていくのもありだと思います。

何を作りたいかわからず、止まっている人へ

SNSやハンドメイドの販売サイト(minneやCreemaなど)を調べ、他の作家がどのような作品を作り、、まず市場を調べてみましょう。
どんなジャンルやデザインが人気なのか、どんなものを作りたいと感じたのか。ここで一つ注意したいのは、市場で出ている作品はその作家さん「オリジナルデザイン」の可能性も高いので盗作はやめましょう。
有名な方からデザインを盗作すると、もう本当に厄介です。

そして、布製品なのか、アクセサリーなのか、紙製品なのか、アートなのか、木製製品なのか・・・自分が続けていけそうなジャンルを選びましょう。私も、自分のハンドメイドジャンルは得意だから続けられそうという理由で選択しました。

そして、ここは私がマルシェに頻繁に出ていているからこそ大切だなと感じている事です。
それは、マーケティングの視点も重要という事です。

作家さんの中にはビジネスという言葉を嫌う方もいるのですが、ボランティアの精神でやっている作家さんっているのでしょうか・・・?
そんなお花畑な考えてだと、ハンドメイド作家は周りが凄すぎてすぐに潰れてしまいます。

いや、いないですよね。思っているけど、口にしたらいけない気がして言わないだけですよね。
本当は売上(お金)の事で頭がいっぱいなんです。
なので、少なくともビジネスの知識もとりいれないと売り上げは上がらないという事です。

自分の商品の、売り出したいターゲット層をノートに書いて考えてみよう。


では、作るものが決まったら、まずターゲット層を明確にしましょう。

若い女性向け、子供向け、家族向けなど、どの層が自分の作品に共感して購入する可能性が高いのかを見極めます。
決める事で対象顧客が狭くなる感じがするかもしれませんが、昔、おもちは求人サイトに出す文章を考える仕事をした事があります。そこで体感したリアルな実体験です。
では、AとBどちらの応募が、よりいい人材が集まったのかを考えてみてください。


A. 男女応募可。アットホームな職場。経験問わず。
B.    女性。20代~30代。主婦さんOK。

該当する人数は圧倒的にAが多い印象ですが、求人内容がささって、より熱心な方が集まってくれたのはBでした。(仕事内容はほぼ同じ)
そして、Bの求人で来てくれた人は、比較的長く続いています。
ターゲット層をより明確にする事で、「私に言ってる」と感じてくれるのです。

ハンドメイド商品も商品も同じです。
ただぼんやり制作する商品と、
「女性、20代、独身、コスメやオシャレにお金をかけそうな方に向けた商品」など、商品のテーマを絞って作る方が圧倒的にお客さまにささる商品を作る事ができます。

そして、ここを読んでいるあなたがもしもターゲット層を決める事ができたとします。すると、SNSの投稿日や、更新したほうがいい時間帯も決まってきたと思いませんか?

女性、20代、独身、コスメやオシャレにお金をかけそうな方が仮にターゲット層とすると、日中は仕事をしている可能性も高いので、仕事が終わりゆっくり携帯を触りそうな時間帯を意識して投稿すると、ちょうど目にしてくれる可能性も高いです。逆に主婦をターゲットにすると19時〜21時なんか忙しい時間帯で携帯を見る暇が無い方も多いです。

InstagramやTikTokなどは、時間帯指定をして投稿する事が出来るので、私は商品の投稿などは全て予約投稿をしています。

ターゲット層はそんな感じで細かく決めるといいかと思います。

ぜひもやもやと悩んでいる方は、ノートに書いてみてくださいね。書くと頭の中が整理してやってみたい内容が明確になります!


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