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ハンドメイド作家が成功するために!オンラインショップを持つメリットを徹底解説!

# 自己紹介

私は会社員としてWeb業界で13年ほど、小規模な小売店様や事業者様のWebサイト制作やマーケティングを通じて事業支援を行ってきました。最近では独立して経営のコンサルティングも行っています。そして私が独立するのと同時期に、妻がハンドメイド作家になり、私は彼女のサポートをすることに。そこで思ったのが、ハンドメイド作家様は本当に素敵な作品を作られる一方で、お店のことやネットでの販売方法などに非常に悩んでいらっしゃる方が多いんだなということ。

そこで私は、noteを使って頑張っているハンドメイド作家様を応援したいと思いました。頑張っているハンドメイド作家様、つまりあなたのハンドメイド作品をもっと多くの人に見てもらい、売れるようにするためのヒントやノウハウを発信していきます。
例えば、オンラインショップのこと、マーケティング(どう売るか?どうしたら売れるのか?)のこと、ショップのデザイン、商品の見せ方、集客方法など、具体的な事例を交えてご紹介できればと思います。


今回は第1回目の内容として、「ハンドメイド作家はいつオンラインショップを持ったらよいのか?」というテーマでお話してみたいと思います。
オンラインショップの立ち上げは専門知識が必要そうで、そもそも何から始めたらいいの?という方も多いと思うので、オンラインショップの始める時期と、そのメリット、具体的な成功ステップについて解説していきます。

# ハンドメイド作家がオンラインショップを持つべき5つの理由

## 1. ブランドイメージの確立と顧客との直接的なつながり

オンラインショップは、あなただけの作品を最大限にアピールできる、あなただけの特別な空間です。お店のデザインや商品紹介文を通して、あなただけのブランドイメージを確立し、お客様との直接的なコミュニケーションを通じて、あなたの作品に対する想いやこだわりを伝えることができる最も簡単なあなたの「インターネット上の基地」です。

## 2 安定した収入源の確保とリピーターの獲得

ハンドメイドマーケットプレイスでは、手数料がかかる上に、他の作家さんとの競争にさらされることがあります。自分のオンラインショップを持つことで、手数料を抑え、安定した収入を得ることができます。さらに、お客様の購入履歴や閲覧履歴を分析することで、一人ひとりに合わせた商品提案やキャンペーンを行うことができ、リピーターを獲得しやすくなります。

## 3 高単価商品の販売と作品の価値向上

オンラインショップでは、ハンドメイドマーケットプレイスでは難しい、高単価商品の販売や限定商品の販売が可能になります。これにより、お客様の購買意欲を高め、作品の価値を向上させることができます。

## 4  24時間365日、世界中の顧客にアプローチ可能

時間や場所に縛られず、世界中の顧客にあなたの作品を届けることができます。あなたが寝てる間でも、オンラインショップはあなたのファンに作品を届けることが可能です。

## 5 多様な商品展開が可能

セット商品や受注生産の商品など、多様な商品展開が可能になります。

# ハンドメイド作家活動初期からオンラインショップを持つべき理由

ハンドメイド作家として活動を開始する際は、まずはハンドメイドマーケットプレイスに出店し、実績を積むことが一般的です。しかし、最初から自分のオンラインショップを持つことを私はおすすめします。
その理由は、以下の通りです。

## 早期からのブランド確立

活動初期から自分のオンラインショップを持つことで、早い段階からブランドイメージを確立することができます。

## 顧客データの蓄積

活動初期から顧客データを蓄積することで、今後のマーケティング活動(売り方・集客方法)に役立てることができます。

## スキルアップ

オンラインショップの運営を通して、Webデザインやマーケティング、商品の魅せ方などのスキルを身につけることができます。
リアルでの販売(地域のマルシェへの出店)にも役立つスキルです。

# オンラインショップを持つべきか迷っているあなたへ
メリットとデメリットを比較

オンラインショップを持つことは大きなメリットをもたらしますが、同時にデメリットも存在します。

## メリット

  • ブランド力向上: 独自のブランドイメージを確立し、顧客との直接的な関係を築ける。

  • 安定収入: 手数料を抑え、リピーターを獲得することで安定した収入源を確保できる。

  • 多様な商品展開: 高単価商品や限定商品など、多様な商品を販売できる。

  • グローバル展開: 世界中の顧客にアプローチできる。

  • データに基づいた改善: 顧客データを分析し、改善に活かせる。

## デメリット

  • 初期費用と運営費用: ショップ作成、ドメイン取得、サーバー費用など、初期費用と月額費用がかかる。

  • 競合の多さ: ハンドメイド作家だけでなく、大規模なECサイトとの競争も避けられない。

  • 顧客対応の負担: 注文対応、問い合わせ対応など、顧客対応の負担が増える。

  • システムトラブルのリスク: システムトラブルが発生した場合、販売活動に支障をきたす可能性がある。

  • 集客の難しさ: 多くの人にあなたのショップを知ってもらうためには、集客活動が不可欠。

# オンラインショップの始め方

オンラインショップの始め方は、大きく分けて2つの方法があります。

## 自分で作る

自由度が高いが、専門知識が必要で、時間と手間がかかる。

## サービスを利用する

簡単で、専門知識がなくても始められるが、コストがかかる場合がある。

### おすすめサービス

  • BASE: 初心者でも簡単に始められる、人気のサービス。基本的に無料。手数料がほかと比べて若干高いのが難点。ただし作るのは最も簡単なので、まずはBASEが良いかなぁと思います(売上が月間20万円以下なら手数料の高低はあまり関係ないため)。

  • STORES: デザイン性の高いショップを作ることができます。結構独自の機能があり、例えばまとめ買い/セット買い機能というものがあり、対象商品を2点以上お買い上げで20%割引、複数まとめ買いで30%引きということができます。これらを使いそうだなーと思われる方はSTORESでもOK。商品点数が多く、また同種・同ジャンルの商品が多くセット販売向きの商品が多いならば検討しても良いかなと思います。例えば刺繍を施した靴下で3足まとめ買いなら20%OFF!などですね。

  • Shopify: 大規模なECサイト運営に向いています。結構専門知識が必要なので、法人向け。制作会社に依頼して作ってもらう必要がある。おそらくこれで作るハンドメイド作家はほぼいないか、かなり大手と思われる。

### 結論

結論から申し上げますと、BASEを軸に、やりたい販売方法がSTORESにしかなかったらそっち、という考え方で良いのでは、と思います。
上記に挙げた以外にも様々な比較ファクターがあり、やりたいこと次第でどちらが良いか、という判断はありますが、個別事象になるのと、かなり細かいお話になってしまうので、一旦上記の結論とさせていただければと思います。

# オンラインショップを成功させるための具体的なステップ

## 1 ターゲット顧客を明確にする

誰に何を届けたいのか、明確なターゲットを設定することで、より効果的な作品づくりや売り方、集客を行うことができます。
ターゲット設定の仕方はそれだけで1記事書けてしまうほどなので、一旦割愛します(次回以降の記事でお話します)。

## 2 高品質な商品画像を用意する

商品の魅力を最大限に引き出す、高品質な商品画像を用意しましょう。
「どんな画像が魅力的で、それはどうやって撮ったら良いのか」も前段と同じく割愛し、次回以降の記事でお話いたします。

## 3 わかりやすい商品説明を書く

商品の素材、サイズ、お手入れ方法など、必要な情報をわかりやすく記載しましょう。ただ、文章を考えるのはかなり大変ですし、いきなり完璧な文章は書けません。ここは最近流行りのAIを活用しましょう。どういう風な文章を作りたいなぁというざっくりしたイメージがあれば、△△△というハンドメイドの作品で、〇〇という感じのターゲットにオンラインショップで売りたくて価格は✗✗✗円で、アピールポイントは■■■■なのですが、これで200文字くらいの商品説明文を作ってください。という文章をAIにお願いすれば、ある程度の文章を考えてくれるので、あとはそれを自分のイメージに合わせてリライト(調整)すればOKです。
このあたりのことも次回以降の記事で書こうと思います。

## 4 SNSと連携する

InstagramやTwitterなどのSNSと連携し、ショップへの誘導を行いましょう。
連携方法は各オンラインショップツールに詳細載っているので、まずはやってみましょう。ただ、結構複雑で、書いてある通りにやっても失敗することがあります(体験談)。うまく行かない場合は、私にお問い合わせください。できる限りサポートします(それでもなぜかうまくいかない場合もあったりする苦笑)

例:BASEのInstagram連携Appsと連携方法

## 5 定期的にブログ記事を更新する

ブログ記事を書くことで、SEO対策にもなり、集客効果も期待できます。
BASEにはブログ機能を追加できるので、そちらで追加してオンラインショップ内にブログを作ります。方法は簡単です。
BASEやSTORESは簡単に作れる反面、専門知識を用いたオンラインショップより若干SEOが弱い部分があり、それらを補完する意味でもブログ設置は必須です。ただし、最初からパーフェクトは求めず、まずはオンラインショップを立ち上げ、オンラインショップの運用が少しわかってきた段階で導入するのでも遅くはありません。これらをすべて最初に行おうとすると、かなり大変で挫折します笑。また、ブログを設置したけど何を書いたらよいか分からない、ブログの更新が続かないなどもあり得るので、慣れてきたらブログを設置する、というスタンスで良いと思います。

## 6. 成功事例から学ぶ

あなたと同じジャンルで、このショップいいなぁ、この作家さん売れてるなぁなど、お手本になる作家さんを探しましょう。ゼロから全て考えて、正解にたどり着くのはかなり大変です。正解にたどり着けるかさえ分かりません。私の経験上、全くのゼロからオンラインショップの内容を考えて成功している方はいません。
お手本になる作家さんの全てではなく、例えばこの機能うちにもあったらなぁとか、こんな雰囲気のオンラインショップにしたい、などがあれば、それを元に「自分の」オンラインショップ像を考えていくのです。

また、ネットを検索すれば成功事例が結構掲載されています(他の方が書いた記事や事例なので、ここでの掲載許可が取れないため記事は掲載しませんが)。
ただし、成功事例を探し出すと時間がいくらあっても足りません。時間泥棒です笑。また、成功事例の陰には数多の失敗と苦労があったはずです。それらを自分で体験する前に世の中に発信していることに感謝しつつ、あくまで「自分のお手本を探す」ために成功事例を見るんだ、という目的を忘れずに検索することが大切です。
これは、情報量が多すぎて混乱するのと、成功事例で頭がいっぱいになって、◯◯は絶対しなきゃいけない、あれもこれもしなきゃいけない、など無駄に焦ってしまうこともあるからです。
あくまでお手本探しにとどめましょう。こんなショップ作りたいな、というものを見つけるために行うイメージです。

# 7. まとめ

オンラインショップを持つことは、ハンドメイド作家にとって大きなチャンスです。デメリットも存在しますが、メリットを最大限に活かし、デメリットを克服することで、成功に繋げることができます。
1つ1つコツコツとやっていくしかなく、一足飛びには成功できません。すべての商売と同じく、トライ&エラーと繰り返し、自分なりのショップを作り上げていく必要があります。ただし、すでに先人がトライした結果や、こういうことをやった方がいい、といったことは存在します。それもかなり多く。それらを勉強しつつ、一緒にハンドメイドの世界をもっと楽しく広げていきましょう!
このnoteでオンラインショップやあなたの様々なお困り事を少しでも解決し、「このnoteだけ見てればとりあえずOK」というような一連の記事ができればいいなぁと思います(そのために次回以降の記事でもいろいろ情報やノウハウをまとめようと思います)。
いろいろなサイトを見て勉強するのは大変ですからね。。。

終わり



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