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100話で綴るお母さんが夢を叶えた奇跡の出愛のストーリー⑳さとうきびから黒糖が出来るまでを体験できたこと

ざわわ~ざわわ~ざわわ~のサトウキビ畑。父は何でもチャレンジする人でした。黒砂糖が身体に良いので、サトウキビを栽培していました。

多分数人のチームが作ったのか、収穫した後は知人の山小屋に持っていってて加工していました。

私たち姉妹のおやつは固いサトウキビを父がカマでサクッと切って歯で皮をはいで、軽く噛んで渡してくれていました。
その繊維のかたまりの棒を噛むと、中から甘いサトウキビの汁が出てきていました。山小屋に連れて行って貰った記憶ではこの固いサトウキビを絞る機械がありました。甘い搾り汁をどうやって煮詰めていたのか記憶にないのですが、茶色い蜜になるまでじっくりと温めていました。まだドロドロの水あめ状態の黒砂糖の中に父がサトウキビをくぐらせて、即席のおやつを作ってくれました。熱々の黒砂糖が少し時間を置くと固まって飴のようになり、美味しかったのを覚えています。だから私は黒砂糖が大好きなんです。


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