100話で綴るお母さんが夢を叶えた奇跡の出愛のストーリー㉖人前でウケる楽しさを教えてくれる先生

私の面白い所を引き出してくれたのが小学校５年生の時の先生でした。
私は家ではひょうきんな所を出していましたが、学校では真面目な◎◎さんで、苗字で呼ばれていました。堅いイメージだったと思います。

ある時にクラスでビデオ撮影をして校内放送することがありました。他の学年が面白いことをやったのか、先生は面白い映像を撮影しようと企画していました。その中でなぜか私にレポーター役をしなさいと言われたのです。

吃音で悩んでいる私はできないと言ったのですが、頑張れという感じでチャレンジさせられました。クラスの男の子がふざけたキャラクターになって出てくるようなシーン、もうはっきりとは覚えていないのですが、面白おかしく映像を撮影したのを覚えています。

私も何とかどもらずに出来たのかそれが凄く自信に繋がり、みんなの前で何かをして「ウケる」という快感を得た初めての体験でした。みんなが楽しんでくれることが喜びになりました。