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100話で綴るお母さんが夢を叶えた奇跡の出愛のストーリー㉚お母さん代わりのお姉ちゃん

小学生の思い出書きそびれていました。
仕事が忙しくて、何かイベントがあっていもどこにも連れて行って貰えないのがわかっている子供でした。

映画館も近くにはないのですが、時々市民会館で映画が上映されていました。行きたくても親は頼れません。小5の私は母に妹達を連れて行くからお小遣いを頂戴とお願いします。

しっかり者としての信頼があったので母は私に任せてくれました。1キロほど歩くとバス停があり、それに乗ると30分程で映画館近くのバス停まで行ってくれるのです。意気込んで妹達とバスに乗りました。問題は降りるときです。まだ桁数の多い算数が出来ない。バス停で降りるときに子供料金を計算できずに、車掌さんに計算して貰いました。これは苦い思い出。

映画館では子猫物語ともう一つ妖怪人間ベムだったような、2本立ての映画を見て、その後はお好み焼き屋さんへ。妹達と食べて会計をして、またバスに乗ります。やりたいことには貪欲な小学生でしたが、自信がついていきました。

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