90分のDIYで手に入れた家の楽しみ方 -DIYサポート体験記-
2011年よりtoolboxさんと共同で提供しているサービス「DIYサポート」
そのサービスを受けた方が、お仕事でライターをされているとのこと。体験談を記事にしてくれませんか?のハンディのお願いを快く受け入れてくれました。
そんなDIYサポート、オンラインサービス始めました。
プロに手伝ってもらって
リビングにホワイトボードを設置した話
我が家は私+夫+3歳息子の3人家族。1LDKのリノベ賃貸に住んで4年目になりますが、なぜかこのタイミングで「リビングに横180センチの本格ホワイトボードを設置する」というDIYに挑戦しました。
結論から言うと、プロにお手伝いしてもらって大正解! 短時間で見栄え良く設置することができました。
※ 今回の体験談書いて下さったプロジェクトオーナーのAさん。
(HandiHouseではお客さんをプロジェクトオーナーと呼んでいます。)
そもそもなぜホワイトボード(以下、ホワボ)、しかもどでかいのを付けようと思ったか。それは、家庭生活における課題を夫婦間で共有するためです。私が頼んだ家事や家のタスクをよく忘れる夫が「ホワボに可視化すれば俺はどんどん課題解決に向けて自走できる」とのたまったので、それならやってやんぞということで、楽天で一般人が買えるホワボの最大級のサイズをポチったのでした。
実は、届いてから二度ほど自分たちで設置しようと試みたのですが、一度目は説明書を読んで「時間が掛かりそうだから日中にやろう」、二度目はもう少しちゃんと読んで「壁に穴を開けるにはどうしたらいいのかな」と、どちらもパッケージをそっ閉じしていました。
家に届いたままの姿で放置すること数日。「ひょっとしてこのまま部屋のオブジェと化すのかも……」と、イヤな予感が漂ったそんなタイミングで、私たち無謀夫婦を救ってくれたのが、HandiHouse projectの坂田さんでした。
※工具の使い方レクチャーを行うハンディの坂田
いかにもプロっぽい道具カバンを手にやってきた坂田さんは、なんと言っても距離感が絶妙。私たち自身で作業ができるように道具の使い方を指導してくれつつ、要所ではプロの技を発揮して、いい具合にリードしてくれました。壁に印を付けるための段ボールは説明書を無視して大胆に四隅をちぎり、壁とホワボの間にできてしまった隙間には緩衝材の発泡スチロールをスライスしてクッション代わりに。自分たちでは絶対に思いつかない”アナログ”な技も次々飛び出して、作業開始からわずか1.5時間で設置を完了することができました。
仕上がりにはもちろん大満足なのですが、それ以上にシンプルに楽しかった! 正直、やり始めるまでは面倒くさくて「夫が一人でやってくれたらいいな」とか思ってたのに。水平をとるためのレーザービーム(レーザー墨出し器)や、糸張ってパチンって弾いて線引くやつ(墨つぼ)とかも使わせてもらえてウヒョー! みたいな。ひょっとして私たちが『劇的ビフォーアフター』好きなの知ってたのでしょうか?
あと、やってみて気付いたのは、丁寧にサイズを測ったり、鉛筆で印を付けたりと、プロの手を借りたとしても、結局、地味で地道な作業は避けて通れないってこと。「プロだってどこにでもある定規で1ミリを測ってるんだ」と思うと、横着しがちな私のような人間も、今後はやるのが億劫ではなくなりそうと思いました。
※ご夫婦による共同作業!
ゼロから試行錯誤でDIYするほどのクリエイティビティがなかった我が家には、プロの手と知恵と道具をちょっとずつ借りるおうち作りは、ちょうど良い入り口になりました。
このたびはありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
ほんの90分のDIYでも家に対してたくさんの発見と、楽しみ方を見つけられたようでした。
皆さんもぜひ自分の手でお気に入りの家を妄想し、作ってみてください。
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