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”保育”と”療育”

こんにちは!リハテーラーの看護師おざきです!

いきなりですが、タイトルにもあげた
”保育””療育”のちがい
ってみなさまご存じですか??

どちらもお子さまを預かる意味では近しいものに感じますね。

厚労省があげている指針によると
保育所は0歳~就学前の保育が必要なお子さまを預かり
生きる力の基礎を培う集団生活の場とされています。

療育は、児童発達支援のガイドラインより

「障害のある子どもに対し、身体的・精神的機能の適正な発達を促し、日常生活及び社会生活を円滑に営めるようにするために行う、それぞれの障害の特性に応じた福祉的、心理的、教育的及び医療的な援助である。具体的には、障害のある子どものニーズに応じて、「発達支援(本人支援及び移行支援)」、「家族支援」及び「地域支援」を総合的に提供していくもの」

と、されていますが
そもそも児童発達支援のガイドラインは保育所保育指針から則っているものも多くあり、
保育の中の個別性を高めて、子どもたちがその子らしく成長するためのものだと私は考えています。

そのため、どんなお子さまでも保育が必要であれば地域の保育園で地域の子どもたちと一緒に成長できると思っています。

しかし医療的ケア児が地域の保育園で預かれるシステムが始まった横浜市ですが
保育園数1196件(2023)に対し、医療的ケア児を預かれる保育園は20件ほどしかありません。

R3時点で横浜市内の未就学の重症心身障害児は109人(医ケア児数は未就学の人数はわからないので重症心身障害児数とさせてください。)とされているので、全然足りていないですね。

全員が保育園が必要とは限らないことやそもそも病院に入院中であったりということもありますが、重症心身障害児ではない医療的ケア児もいるのでやはり数としては足らないと考えます。

また医療的ケア児受け入れガイドラインによると
受け入れられる医療的ケアに限りがあることや、3か月以内に入退院を繰り返していないことなどが条件にあり、なかなかハードルが高いです。

リハテーラーでは今求められているインクルージョン保育を推進するためにも
重症心身障害児でも、どんな医療的ケアがあっても
まずは受け入れ、そのお子さまにあった専門的なケアを提供しています。

その中でリハテーラーでの過ごし方を区役所や保育園の方に見てもらったり
保育園でお互いに過ごしやすい環境のためのアドバイスを保育所等訪問支援にて行ったり
個別リハビリを通して、ご家族同席のもと必要なリハビリを提供したりと
それぞれのニーズに合わせたサービスを提供しています。

これらができるのも専門性の高い職員がいるからこそだと思っています。

しかし横浜市中の重症心身障害児、医療的ケア児にサービスを届けるためにはまだまだ職員が必要です!

専門性の高い職員のもと、自身の専門性も高めていきませんか?

地域の子どもたちが当たり前に地域で暮らせる社会を
障害の有無に関わらず安心して過ごせる社会を
一緒につくっていきましょう!!

見学お待ちしています!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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