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継ぎ手や仕口

準備中のモノづくり塾建屋の設計を続けています。

木工、金工、溶接、レザークラフト、AI、コンピュータクラスター、CAD、宇宙教育・・・と色々なことを学べる施設としてオープンするわけですが、建築もやらないとね!ということで自分で建てることにしました。

南北に6.5m、東西に11m、高さ5mくらいの木造で、作業面積は38畳ほどですので、それほど広くはありませんが、塾生が増えれば拡張すれば良いと思っています。周辺には買い手のつかない土地がたくさんあるので用地の取得に問題はありません。

板倉工法という金具を使わない建築法でやります。
運良く建材の製造する会社の方との繋がりができたので、そこから木材を調達します。そろそろ見積もりが出る頃です。

初めての建築なのでわからないことだらけ。調べたり教わったりしながら詳細な図面を描いているところです。大工さんなら頭の中に入っていることですが、仕口(木と木が交わる部分)や継ぎ手(木と木を長さ方向に継ぐ部分)の寸法や形状まで図面にしておかないと素人には手に負えません。

このモノづくり塾、生きるために必要な技能、未来の仕事につながる知識や技術を主体的に学ぶ場です。学校のように先生に教えられたことを覚えるという勉強ではなく、一緒に作業をしながら先輩の仕事を真似て覚える、興味のあることを企画してやるということがやり易いように環境を整備した場です。塾長の私はその伴奏者という感じ。

この板倉建築だって、一緒に建てたら家の建て方を身につけられると思いますが、オープン前の準備作業なので今回は一人で建てます。

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