中高一貫ハンドボール③中2・中3
このnoteは当然、うちの部員や保護者も読んでいる可能性があるわけですが、どんな感想を持っているのか気になります。
OBは「俺のときはこんなんちゃうかったわ!」と思っているかもしれません。
2020年度の考えなので、悪しからず。
僕の意図は伝わっているのかな?
美化しすぎと思われているのかな?
芸能人気分でエゴサーチしよう笑
さて、今回はざっくり中2・中3をまとめて。
指導の全体像
中1で取り組みの方向性を決めたら、僕の仕事はほぼ終わりです。あとは雑多な事務処理とスケジューリングに追われる日々です。中高両方あると、事務処理のダメージはけっこう大きい。
僕自身はエンジョイレベルでしかハンドボールを経験していない(体育会で真剣にやっていましたがレベルは高くない)ので、ほとんど知識の横流しです。もしくは、素晴らしい講師をお招きして丸投げします。
普段の放課後は教材研究などでグラウンドに出られない日も多いので、総練習時間の半分くらいは見ていない感じでしょうか。コレについては安全確保や法制度の点で思うところはありますが…
あとは、YouTube先生がたいていのことは教えてくださるので、情報だけ投げておきます。どうしても必要な場合は、僕がYouTubeに動画を作ってアップします。
もちろん中高生は様々な場面で悩んだり、壁にぶつかったりすることもあるので、カウンセリングマインドを発揮していっしょに迷走します。僕は哲学や倫理が好きなので、余計に深く悩ませることになります。
高校生くらいになると、さすがに僕の偉大さと素晴らしさと大人の扱い方が分かってきます。
「もっと敬え!」と言うと、「一応、敬ってますよ、へへへ」と言って笑っています。オイ。
選手たちの雰囲気
このTwitterは本校の中3部員3名のものなのですが、これを見ていただいたら、チームの雰囲気を分かっていただけるかと思います。
かなり意識が高い方の(休校の自宅学習に早々と飽きはじめている?)部員だとは思います。
(僕の知らないスカイプレーを決めた後に)「やってみようぜって練習してたんですよ」@春中予選決勝
(練習試合前のミーティングで)「今週、クロスアタック練習してきたんで機能してるか見てもらえますか?」@中2の秋遠征
みたいな感じで選手がゲームやトレーニングをコントロールしていた時は感動して泣きそうでした。指導者としての喜び、「選手の笑顔と想像以上のプレー」が生まれる瞬間です。
世界のハンドボール事情に詳しい上に、自分たちでちゃんと戦術を構築できるので、後はよろしくという感じです。
中学から高校への移行
本校は一貫校なので、中学から高校へ基本的に全入します。
ハンドボール部は中3の引退時からすぐに高校部に移行するので、空白期間はありません。ただし、この時点で部員の3分の1程度がチームを離れます。他のことに興味が向いたり、別の場に活躍を求めたりという感じです。
(まあ、この時期にはある程度仕方ないと僕も覚悟しているのですが、選手を預かる=人生に関わると思って接しているので、中途半端なタイミングで辞める選手がいると傷つきます。僕の過剰な愛情がマイナスに働いた失敗もあります。僕のことは嫌いでも、ハンドボールは嫌いにならないでください。)
部員が減るのはもちろん寂しいのですが、例年、高校部全体で20人前後の人数に落ち着くことを考えると、やはりこのくらいが1チームの適正人数なのかもしれません。
この期間に、後輩の育成と高校でプレーするためのフィジカルアップに励んでもらいます。後輩を指導しながら伸び伸びプレーしています。
次回へ続く…
安井直人
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