ド文系が「量子コンピュータってそういうことか」とわかった動画の個人的メモ
中2で数学を断念した文系人間が、量子力学に興味をもって1年。結局、数学がわからんと理解できないんだよな、と決定的に理解した動画に至るまでの個人的メモ。
まず、この動画で「量子もつれ」=「量子エンタングルメント」を感覚的に理解。「シュレディンガーの猫」などの「不確定性原理」をおぼろげに理解していたので、ようやく腑に落ちた。
この世界を支配する“もつれ”
で、アインシュタインとボーアの論争などは知っていたが、「うん、とにかく観察で量子テレポーテーションが確認されたのね」と理解。
次にこの動画で「ジョン・クルーザーという人が量子力学を否定するために実験したら、『量子力学あってんじゃん』となっちゃった」と理解。
【量子力学】人はテレポーテーションできるのか。量子エンタングルメントとテレポーテーション。
で、数式はさっぱりわからないが、ヨビノリたくみ先生の動画を見て、ぼんやり数式を眺める。
純粋状態と混合状態【量子力学】
うーん、なんとか数式がわからない私でもこの数式を言葉で理解できないものか、と動画を掘る。
そして、次の動画で「量子論は残念ながら日常言語では説明できません。そもそも説明できないから量子論が生まれた。線形代数の知識が必要になります」という言葉に目からウロコ。だよねー、と衝撃。
京都大学 市民講座「物理と宇宙」第7回「量子計算と物理」 森前 智行 講師(基礎物理学研究所 講師)2019年10月20日
そして、この動画で世間でよく言われている量子コンピュータの話がだいたい間違ってるらしい、と理解。
うん。めちゃ面白い。線形代数はわからないから完全な理解はできないが、おぼろげにはつかめた気がする。わからないということがわかるのはデカい。
しかし、動画がなくて文字だけだったら、短時間にここまで理解できなかったろう。この点、本当に動画全盛期の恩恵を被っている。
とにかく、動画のおかげで「門前の小僧、習わぬ経を読む」状態になれるので、わからない言葉にいちいちひっからず、大量に浴びてく方法が取れるのがありがたい。文字だけだといちいち理解できないことにつまずいてしまう。
あと、宇宙最初の物質と考えられているワイル粒子の話は以下。
トポロジカル物質と幻の粒子