マガジンのカバー画像

研究成果

28
阪大工学研究科 応物コースの研究成果を発信します。
運営しているクリエイター

#阪大応物

【Projects】JSTさきがけの採択(小林研 井ノ上助教)

【Projects】JSTさきがけの採択(小林研 井ノ上助教)

科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の2024年度新規研究課題に、当コースから井ノ上 泰輝助教(所属:小林研ナノマテリアル領域)が採択されました。
国の戦略目標「新たな半導体デバイス構造に向けた低次元マテリアルの活用基盤技術」の下、「新原理デバイス創成のためのナノマテリアル」研究領域において研究が行われます。

おめでとうございます!😊

Assistant Profe

もっとみる
【Paper】\1ナノメートル以下の分解能で!/ 世界初!1分子内部の電子の歪みを画像化 Prof. Sugawara Group, ACS Nano 2023.*更新有

【Paper】\1ナノメートル以下の分解能で!/ 世界初!1分子内部の電子の歪みを画像化 Prof. Sugawara Group, ACS Nano 2023.*更新有

大阪大学大学院工学研究科 菅原康弘教授、山本達也さん(研究当時:博士後期課程)、大阪大学大学院基礎工学研究科 石原一教授、大阪公立大学大学院工学研究科 余越伸彦准教授、大阪産業技術研究所 山根秀勝研究員らの研究チームは、光照射により発生する力(光圧)を計る顕微鏡(光誘起力顕微鏡)を用いて、単一分子の中で電子が複雑に歪む様子を1ナノメートル(10億分の1メートル)以下の分解能で画像化することに世界で

もっとみる
【Paper】薄くて柔らかいシート型光センサが拓く“やさしい光分析技術” Prof. Sekitani Group, Advanced Materials 2024.

【Paper】薄くて柔らかいシート型光センサが拓く“やさしい光分析技術” Prof. Sekitani Group, Advanced Materials 2024.

大阪大学 産業科学研究所の川端玲さん(日本学術振興会特別研究員/工学研究科博士後期課程)、荒木徹平准教授、関谷毅教授、中央大学 理工学部の李恒助教、河野行雄教授らの研究グループは、測定対象物を傷つけない“薄くて柔らかい”シート型光センサの開発に成功し、光だけでなく熱や分子などに関連する電磁波(光)を“簡便に”検知・イメージングできる無線計測システムを実現しました。

本研究で開発したシート型光セン

もっとみる
【Award】Best Poster Award受賞🎉Keishi Yang (M1 @ Verma lab)

【Award】Best Poster Award受賞🎉Keishi Yang (M1 @ Verma lab)

2023年11月20-22日、国際会議16th Internatioanl Symposium on Nanomedicineにて、ポスター発表されたバルマ研究室M1の楊 恵詩さんが「The Best Poster Award」を受賞されました。おめでとうございます!

発表タイトル: High-speed AFM/Raman multimodal system for nanobiologica

もっとみる
【Award】学生優秀発表賞🎉Yuichiro Toichi (D1 @ Sakamoto lab)

【Award】学生優秀発表賞🎉Yuichiro Toichi (D1 @ Sakamoto lab)

2023年9月24日、日本物理学会・第78回年次大会(2023年)にて、ポスター発表された坂本研究室D1の戸市裕一朗さんが「学生優秀発表賞」を受賞されました。おめでとうございます!

発表タイトル: 2原子層タリウムの隠れたスピン偏極電子バンド
発表著者: 戸市裕一朗,小林宇宏,中田慶隆,岩岡睦生,八百板裕智,矢治光一郎,Yasmine Sassa,藤井純,吉田靖雄,長谷川幸雄,獅子堂達也,Mic

もっとみる
ダイヤモンドを用いて高品質なカーボンナノチューブを合成!【Wang,..,Inoue,Kobayashi, ACS Omega, Diamond & Related Materials 2022, Applied Physics Express 2023】

ダイヤモンドを用いて高品質なカーボンナノチューブを合成!【Wang,..,Inoue,Kobayashi, ACS Omega, Diamond & Related Materials 2022, Applied Physics Express 2023】

大阪大学・応用物理学コースの王梦玥さん(大学院生)、前川愛佳さん(大学院生)、申満さん(大学院生)、劉元嘉さん(大学院生)、井ノ上泰輝助教、小林慶裕教授らの研究チームは、固体成長核を用いることで高い結晶性を持つカーボンナノチューブの合成に成功しました。

カーボンナノチューブは、炭素原子から作られる直径1 nm程度のチューブ状の物質です。電気伝導性や機械強度が非常に高く、構造の違いによって半導体的

もっとみる