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【Paper】生体内部が見える超解像顕微法を開発―3D多細胞組織内部を高解像で観察可能に― Published in Nature Methods
大阪大学大学院工学研究科の天満健太助教、桶谷亮介特任研究員(研究当時/現:九州大学理学研究院助教)、藤田克昌教授らの研究グループは、同大学産業科学研究所の永井健治教授、医学系研究科の上西達也助教、生命機能研究科 の濱﨑万穂准教授、ドイツ・イエナ大学のRainer Heintzmann教授らと共に、生体内部を観察できる新たな超解像顕微法:シートアクティベーション型構造化照明顕微法(Selective-plane-activation structured illuminatio
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【Paper】“光でポリマーが動く様子”を 初めてナノスケールでリアルタイムに観察 Published in Nano Letters
大阪大学高等共創研究院の馬越貴之講師、大阪大学大学院工学研究科の大学院生の楊惠詩さん(博士前期課程)、大阪大学大学院生命機能研究科の石飛秀和准教授、名古屋大学大学院理学研究科の内橋貴之教授らの研究チームは、光で変形するアゾポリマー薄膜の変形過程を、高速原子間力顕微鏡を用いてナノスケールでリアルタイム観察することに初めて成功しました(図1)。さまざまな光デバイスへの応用が期待される光駆動ポリマーの変形メカニズムの解明につながることが期待されます。 本研究成果は、2024年2月
【Award】若手優秀発表賞, 日本顕微鏡学会 SPM研究会2023🎉Keishi Yang (M1 @Prof. Verma lab)
2024年2月22日、日本顕微鏡学会 走査型プローブ顕微鏡分科会 SPM研究会2023にて、口頭発表されたバルマ研究室M1の楊 恵詩さんが「若手優秀発表賞」を受賞されました。おめでとうございます! タイトル: 光照射系を導入した高速原子間力顕微鏡によるアゾポリマー形状変化ダイナミクスのその場動画観察 発表者: 楊 惠詩, 詹 豐嶽, 吉岡 伸悟, 渡辺 大輝, 井上 康志, バルマ プラブハット, 内橋 貴之, 石飛 秀和, 馬越 貴之 学会: 日本顕微鏡学会 走査型プロー
【Paper】\1ナノメートル以下の分解能で!/ 世界初!1分子内部の電子の歪みを画像化 Prof. Sugawara Group, ACS Nano 2023.*更新有
大阪大学大学院工学研究科 菅原康弘教授、山本達也さん(研究当時:博士後期課程)、大阪大学大学院基礎工学研究科 石原一教授、大阪公立大学大学院工学研究科 余越伸彦准教授、大阪産業技術研究所 山根秀勝研究員らの研究チームは、光照射により発生する力(光圧)を計る顕微鏡(光誘起力顕微鏡)を用いて、単一分子の中で電子が複雑に歪む様子を1ナノメートル(10億分の1メートル)以下の分解能で画像化することに世界で初めて成功しました。 本技術により、電荷移動の影響を受けた分子の光学応答を分子
【Paper】薄くて柔らかいシート型光センサが拓く“やさしい光分析技術” Prof. Sekitani Group, Advanced Materials 2024.
大阪大学 産業科学研究所の川端玲さん(日本学術振興会特別研究員/工学研究科博士後期課程)、荒木徹平准教授、関谷毅教授、中央大学 理工学部の李恒助教、河野行雄教授らの研究グループは、測定対象物を傷つけない“薄くて柔らかい”シート型光センサの開発に成功し、光だけでなく熱や分子などに関連する電磁波(光)を“簡便に”検知・イメージングできる無線計測システムを実現しました。 本研究で開発したシート型光センサは、柔軟・薄型・軽量であることから、装着感のないウェアラブルデバイスへの応用に