FINAL4🏆　見どころ&優勝予想

こんにちは！福島ハンドボール研究所です！
Instagramでは文字数が足りないので、noteで記事にします！

・FINAL4とは

EHFが主催するehfcl(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)というヨーロッパ各国リーグでトップのチームが集まり、リーグ戦・トーナメント戦を経て、ヨーロッパNo.1クラブを決める大会です。
※ハンドボールにおいてヨーロッパNo.1は世界No.1です！

FINAL4は準々決勝を勝ち抜いた4チームで行われるトーナメント戦を指します。
ハンドボールの興行としては世界No.1の注目度・集客力を誇り、2024年はドイツのケルンで開催されます。

準々決勝からFINAL4までは1ヶ月ほど期間が空きます。
各チーム十分な準備期間の確保、チケットの発売もFINAL4進出チームが決まってから発売しているため、最大限の集客を可能にするため1ヶ月という期間になっていると思われます。

・選ばれし4チーム紹介

マグデブルグ(ドイツ)
昨年の優勝チーム、BPの圧倒的な攻撃力が魅力
DFはサイズ不足が否めないので大型PVで攻められると厳しい面があり。

オールボー(デンマーク)
ランディンやオリンピックで引退するミケル・ハンセン、北欧の選手が多いチーム
攻め方はデンマーク代表に似ているが、個々の能力はデンマーク代表よりは劣る
正直ランディンがどれだけ止めるか、それに尽きる

バルセロナ(スペイン)
ここ数年FINAL4の常連、過去5年の戦績をスコア化すれば間違いなく世界No.1チーム
フランス代表のディカ・メム、メルヴィンを中心に左利きが充実。
GKもニールセン、バルガスと充実。
PV、DFの層が薄いのが心許ないか。

キール(ドイツ)
ドイツの超名門、しかし今年はリーグ戦では奮わず来季のチャンピオンズリーグ参戦は厳しい。
準々決勝は1stレグでついた9点差をひっくり返してFINAL4へ。
元ドイツ代表のペケラー、ウェンリックPV陣は安定したプレーと経験値からくるDFで流れを引き寄せる。
若手BP陣がどこまで攻め切れるかがポイントか。

・優勝予想

セミファイナルの組み合わせは
マグデブルグvsオールボー
バルセロナvsキール

私の決勝予想は
マグデブルグvsバルセロナ

優勝はバルセロナです！！🥇

接戦は間違いないですが、バルセロナGKニールセン、バルガスの存在とディカ・メムを止める方法が全く見当たりません。

メムを止めようとマンツーマンDFを行うとメルヴィン、PVフレイドに広くなったスペースを簡単に割られてしまう悪循環が起こります。

ただ、今回のFINAL4は本命不在といってもいいかもしれません。
各チーム何かしらの不安材料があるからです。

FINAL4は毎年どの試合も競るんです。なんでこんなに競る？と思うくらいに笑

見たことない方はぜひ観てみてください、これが世界最高のハンドボールです。
みんなでハンドボールの面白さをより深く味わいましょう！！
※下記は各チームの弱点について記載してます。
長いので、興味ある方ぜひ

・各チームの分析

マグデブルグ
サイズ不足で大型PVに弱い
ここを突かれたのが準々決勝のキルチェ戦でした。BP陣はOF能力は卓越しているものの、サイズはありません。そこでPV勝負されると退場の危険性もあります。
この不安要素は見逃せません。
BP陣にも不安要素はあります。
ロングシューター、手詰まりになった時にシュート1発で打開できる選手がいない点です。
マグデブルグのBPは全員タイプ的に似ています。全員が突破力・判断力・パス能力に優れており、途切れないOFが実現されています。
その強みの反面、1対1で勝てない時は手詰まりになってしまいます。
この局面をロングシューターで打開できる手段がないのは弱点と言えるでしょう。

バルセロナ
2番手PVの不安定感、3枚目DFに BPが入らなければいけない点に不安材料があります。
正PVフレイドはOFで重要な得点源です。BPが困った時にパスを出しても突破してくれる頼もしさがあります。
しかしDFは2枚目なんですよね、、、
そのためLBの選手が3枚目に入ります、ここが変わるとLBにより攻撃的なプレーヤーも起用できますが、現状厳しいです。
何よりの不安要素が2番手PV
横から押す、不必要なほどに強く押す、薙ぎ倒すとすぐ退場になります。フレイドも安心して休めません。
PVのDF事情が安定しないのは大きなマイナスです。
BPもLBがイマイチ乗ってきていないように感じます。左利きのメルヴィン、メムにボールが集中しておりコート右側での得点が多いです。
仮にメムが不調の場合、得点力がかなり落ちてしまうのが気掛かりです。

オールボー
前述した通り、攻め方がほぼデンマーク代表です。しかし、メンツはデンマーク代表には劣ります。
DFの中心もデンマーク代表の2人です。
悪い言い方をするとギゼル、ピィエトリックの二枚看板を除いたデンマーク🇩🇰です。
ランディンが大当たりしない限り、決勝はないでしょう。

キール
PV陣は経験豊富ですが、現在世界の第一線級かと言われると少し厳しい。
BP陣もセミファイナルで対戦するバルセロナと比較すると、小粒感は否めません。
もちろん、各国の代表エース級が揃っていますがメム&メルヴィンと比較すると厳しい。
単純に個人能力がバルセロナに劣っていると感じます。
7人攻撃をしないと1試合通してDFを崩しきれない面やPV主導の攻めがあまり見られない点はバルセロナにかなり劣ります。
正直、バルセロナvsキールは点差がついてもおかしくありません。

あまりにも辛口すぎます、各チームのファンがいたら本当にすいません🙇
もし、いらっしゃいましたら反論をいただきながら、飲みに行きましょう🍺笑