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開発って、どんなことをやっているの? とあるエンジニアの開発風景

最近、エンジニア志望の就活生と話す機会が何度かあり、普段エンジニアがどのように働いているのか聞かれることがありました。

自分が就活生だった頃、エンジニアは会社でどのように開発しているのか、どのように業務をこなしているのか、気になってもなかなか知る機会がなかったなと思い、せっかくなので今の自分の働き方をnoteに書いてみようと思います。

「エンジニアが普段どのようにして開発を行なっているのか」や「エンジニアって開発以外にどんな業務を行なっているのだろう」と気になっている就活生にとって参考になれば幸いです。

※ あくまで自分の一例であり、全てのエンジニアの働き方を指しているわけではありません。

普段どんな仕事をしているの?

自分は主に転職会議の開発に携わっており、既存の機能の修正や新規機能の開発などを行なっています。

転職会議では複数のプロジェクトが並行で稼働しており、プロジェクトごとに6 ~ 8人くらいのチームを組んで開発に取り組んでいます。
また、各プロジェクトはスクラムによる開発手法を採用しています。
※ スクラムに関しては、こちらで詳しく書いたので、興味ある人は読んでみて下さい!

プロジェクトってどのように進めているの?

転職会議では、基本的にエンジニアは仕様を考えるところからミーティングに参加します。
企画の方が提案した機能に対して、どれくらいの期間で実装可能そうか、どのような仕様だと現実的に可能か、などの意見を出したりします。

仕様が固まってきたら、タスクごとに分割し、それぞれに見積もりを行います。
見積もりは開発チーム全員で行い、各タスクに対してどれくらいの作業量が必要かをチーム内で確認することにより、認識のズレがないかを確認していきます。

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見積もりが終わったら、期間と目標を決めて、開発に着手します。
この時、制作物に関して小さくチーム内で確認することにより、認識のづれによって発生する出戻りの数を少なくするよう意識しています。

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※ スクラムによる開発フローの抜粋となっています。
詳しく知りたい方は、こちらを読んでみてください。

開発はどのように行なっているの?

開発では、他のプロジェクトのメンバーにもコードレビューをお願いしています。
転職会議ではマイクロサービス化を進めており、実装箇所が他のプロジェクトと被ることも多々あるため、相互にレビューをしあうことによってコードの品質を担保するようにしています。

また、転職会議ではフロント、バックエンドといった領域によって職種を分けるといったことはしていないので、メンバーが必要に応じて両方のタスクをこなしていきます。

1日のスケジュールは?

せっかくなので、今週の時間の使い方を見返してみました。

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プロジェクトを掛け持ちしていたりすることもあるので、ミーティングは結構多めでね。
ここの青枠の部分が、開発や他の方のコードレビューに当てる時間となっています。
エンジニアでも、コードを書く以外の時間は結構多い印象があります。

まとまった時間で開発を行いたい場合は「作業ブロック」として事前に予定を押さえておくなどもよくやっています。

まとめ

簡単に、普段の業務内容を書き出してみました。
ここで書いた内容だけでなく、割り込みで障害対応であったり、面接などが入ることもあるかと思いますが、概ねこのようなフローで業務を行うことが多いです。

あくまで自分の例になってしまいましたが、エンジニアとして働くイメージを知りたかった方にとって少しでも役に立てれば幸いです。

また、転職会議ではエンジニアが仕様を考える段階からミーティングに参加することが多く、どうしてもミーティングの時間が増えてしまうかなと思います。

「あまり人と話したくない」「仕様を考えるのではなく、仕様通りに実装することに集中したい」という方にとってはなかなか辛いフローかなと思うのですが、「どうすればユーザーは使いやすいだろうか」といったところから考えて、プロダクトづくりを行いたい!という方には、非常にやりがいがある環境かと思います。

ここまで読んで、少しでも興味を持った方がいらしたら、是非とも連絡ください!

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