見出し画像

マレーシアのランカウイ島に家族旅行〜シンガポールからだと海外旅行を感じないという新鮮な体験

先日は家族でマレーシアのランカウイ島へ。タイとの国境付近に位置し、シンガポールから飛行機で1時間とアクセス良好のビーチリゾートです。ここの観光資源は、その希少性の高い大自然。それが故に観光スポットはそれほど多くはないコンパクトな島なので、何もせずにのんびりした贅沢な時間を過ごしたい方におすすめです。さらに付け加えると、実際のところ昼はジェットスキーやダイビングなどのザ・ビーチアクティビティが充実し、夜はビーチでパーティーが繰り広げられていたりと、海辺でワイワイガヤガヤ楽しみたい大人向けの観光地という印象でした。5歳と4歳連れの我が家は、ビーチサイドのホテルのキッズプールと、ビーチとの往復でのんびりとした時間を過ごすといった趣旨の旅ではあったのでちょっとそれらとは縁遠いですね。

夕日が綺麗だった

久しぶりの山だから・・・(シンガポールに山は無い)

唯一予定したアクティビティは、マチンチャン山の山頂にある展望ブリッジ。標高は709mと気軽な高さの山で、麓から頂まではケーブルカーで気軽に登頂できるので、幼い子供連れには良いイベント、のつもりでした。ところが予期せぬトラブルに見舞われたのです。気軽が故に市街地を観光する程度の軽装で挑んだのですが、それが間違いでした。山の天気は変わります。山頂に到着してまもなく、急な雨雲に覆われ、あっという間に風雨に見舞われたのです。バッグに入れていた1本の折り畳み傘は、家族4人で雨を凌ぐには心許なく、濡れてしまった服に山頂の冷たい風は応えました。おそらく雨は20分程で収まったと思いますが、その後の風の影響で再開と停止を繰り返すケーブルカーの待機列は中々進まず、冷えた体を震わせながら耐え凌いだのは、この旅行を象徴する思い出に。山の天気を侮ってはいけませんね。少なくとも上着は全員分持っていくべきでした。ちなみに次男はその経験のおかげで、今でも少々強めの風を感じると怯えます。

麓には観光地として整備されたショッピングモールが
意外と高くて怖い

新鮮な体験① どこでも英語対応

ちなみに行く先々、マレー語ではなく英語で応対してくれます。言語の壁が無いのは便利なことなのだなと実感しました。立ち寄ったローカルなレストランでは実際に息子が英語で注文してみるという体験もしました。「海外でも英語を使えば会話ができる」といったプチ国際感覚を身につける小さなきっかけになれば嬉しいです。

新鮮な体験② シンガポールで使ってたアプリが設定変更なく使える

もう一つ便利に感じたことは、配車アプリの「Grab」。なんとシンガポールでもお馴染みのこのアプリはランカウイにいても何の設定変更もなくそのまま使えます。決済通貨は自動的に切り替わるものと思いますが、使い勝手はそのままに配車ができ、ドライバーとのやりとりも英語なので、シンガポールにいる時と感覚としては全く変わりません。国を跨いでも共通のアプリ、且つ同じ言語で使えるというのは、英語圏ならではでしょう。日本からの旅行だとこうもいきませんね。

マレーシアとシンガポールは人の往来が多く、言語の壁も無く、共通して使えるサービスもあるので、改めて両国の往来は想像していた以上にカジュアルなのだろうなと実感しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?