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弘法筆を選ばず!?あえて素材にこだわらない、SDGsレストランがあった!

FAOによると、世界の食料の3分の1は、まだ食べられるのに捨てられているそうです!


困っている人々に、これらを適切に届けられたら世界が変わるでしょうね。


食品ロスの現状

最近、「食品ロス×SDGs」の話題って多いなあという印象を持っていますが、みなさんはいかがでしょうか?


私も「大事だなあ」と思いつつも、恥ずかしながら実態をよく知らなかったので、農水省のページで勉強させてもらいました。

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世界では、年間13億トンの食料が捨てられ、

日本では、年間612万トンの食料が捨てられ、

一人当たり1日お茶椀1杯分の食料を捨てているそうです。

なかなかインパクトのあるイラストですよね…。


そして、日本の食品ロスは大きく以下の2つに分けられるそうです。

①スーパーやコンビニ、飲食店、規格外品(328万トン)

②家庭でのムダやロス(284万トン)


あえて素材にこだわらないSDGsレストラン

今まさにお話したスーパーで働いていた人、つまり『捨てていた側の人間』『一流シェフたち』が、


食品ロスの削減に貢献するイノベーションをおこしたそうです。


(※もしまだこの3分動画を観たことなければ、ぜひご覧ください。絶対に時間のロスにならないと断言できますので!)

オランダで生まれたこのレストランの名前は、「Instock(インストック)」


捨てられてしまう予定の食材を、一流のシェフが調理して、リーズナブルな価格で提供するレストランなんだそうです。

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見るからに美味しそうで、とても廃棄食材で作ったなんて思えません。


こんなレストランが日本にあったらぜひ行ってみたいです。


では、このレストランの何がすごいのか?


シェフたちが、毎日13時に集まって、その日の食材を見て、その日のメニューを話し合って決めるそうです。


普通、一流シェフって、食材選びにものすごくこだわると思いますよね?


このレストランでは違うんです。


食材は毎日何が来るかわからない。そこからお客さんを満足させる料理を出し続けるんです。

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まさに、これが本当の一流


このレストランを思いついた人が、『SDGs』という言葉を知っていたかどうかはわかりません。


でも、『専門技術』をいかしたビジネスで『利益』と『社会貢献』を両立するというSDGsの実例と言えるのではないでしょうか。


中小企業としての学び

家庭では普段から、ご飯が余ったら冷凍して、後日チャーハンにしたりしていますよね?


このレストランはそれの究極の形なのかなあと…。


つまり、『発想の根っこ』はみんながすでに家庭で自然にできていることなのではないでしょうか。


日本の中小企業はどこも、専門技術や経験にプライドを持ってやっていると思います。


つまり、どこの企業にも、自分たちの得意分野を生かしてイノベーションを起こせる可能性はあるのではないでしょうか。


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編集後記

最後まで読んでいただき本当に本当にありがとうございました!

ぜひ一言でも良いのでコメント欄にコメントをいただけると今後の励みになります!お願い致します!

また、スキ、フォロー、サポートなどしていただけたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願い致します。

今後も中小企業SDGs担当の方々のために役立つ生きたノウハウを配信していきたいと思います!

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