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レコーディングとリハーサルについて。

HANCEです。

久しぶりの更新です。すっかり冬になりましたね。
「left」をリリースしてから、だいぶ日にちが経ちますが、HANCEは引き続き、レコーディングとリハーサルを行っています。

レコーディングについては、もはやライフワークという感じ。
既に曲のストックはたくさんあるため、それをいかに肉付けし、世界観を構築していくか?という作業ですが、うまくいかないことももちろんあり、四苦八苦しながら、少しずつ前に進めています。

一方、リハーサルは、もっと生物を扱っている感覚が近く、ダイレクトにミュージシャン同志がぶつかりながら、形にしていくので、非常にフィジカルで別の面白さがあります。

HANCEのスタンスとして「レコーディング」と「ライブ」は全く別物だと考えていますので、アレンジも曲によっては全く変わることも珍しくありません。

レコーディングの場合、レコーディングという手段と環境をベースとして、その曲に一番フィットするアレンジや音を考えていきます。


一方、リハーサルの場合、ライブを想定して、そこを軸として考えるので、いかに「生っぽさ」がダイレクトに届けられるか?という事を考えます。

抽象的でわかり辛いと思いますので、一つ例に例えるとHANCEのボーカルのいくつかは、レコーディングの現場において、ライブだと全く聴こえなくなってしまうぐらい小さい声で歌う事があります。

これは、その曲を最大限に生かし、音源を形として残すためのアプローチの手段の一つですが、ライブの場面に持ち込もうとすると、他の楽器の音で埋もれてしまったり、レベル調整において、音がハウリングを起こしてしまったりしてうまくいかなかったりします。

また、ライブの場合は、使える楽器も限られている上、メンバーのミュージシャンとしての特性もあるので、音よりも、そのメンバーの音の塊として一番良い形を目指す事になります。

色々話しましたが、今後HANCEのライブを見る時その心得として、「ライブバージョンとしての楽しさ」という観点で、暖かく見守ってもらえたら幸いです。何より、早く色々形にしてみなさんにお届けしたいです。  HANCE

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