1人で食事をする恐怖! 孤食による影響
こんにちわ、半兵衛です。
もう、夏ですか、夏ですね、夏ですよねっ!
ということで、皆さん水分補給はこまめにとるようにしてください。
今日は、孤食が私たちの身体に与える影響を科学的にみていきます!
忙しい人は結論を作ったので、そちらを一読してください^^
1. 孤食とは
2014年、名古屋学芸大学の足立の研究[1]から――
孤食は、
気楽な食事を望む人にとって貴重なひと時であるが、日常的に継続されることは食生態学の分野において,食事内容,食行動,健康,人間関係等に深刻な問題
と示しています。
また、成長期の子供や、一人暮らしのお年寄りにとって孤食が習慣になることは、偏食や欠食の原因となるだけでなく,精神的に不安定になるなど、副次的な様々な問題を引き起こすことを指摘している。
2. 孤食による死亡率
2017年、東京医科歯科大学の谷ら[2] は――
65歳以上の高齢者による孤食と死亡率の関係を調査した。
71,781名を3年間、追跡調査した結果――
〇男性
・同居しているにも関わらず孤食の場合: 1.5倍
・独居で孤食の場合: 1.2倍
〇女性
・同居しているにも関わらず孤食の場合: 1.2倍
・独居で孤食の場合: 1.1倍
男性の高齢者の孤食は、死亡リスクが上がるのだ。
3. 孤食によるメタボリックシンドロームのリスク
2018年、韓国建設技術研究院(Korea Institute of Construction Technology)のキムら[3]は――
8988人の韓国の成人を1年間、追跡調査した。
結果――
孤食によるメタボリックシンドロームのリスクが認められた。
メタボリックシンドロームは、
肥満,インスリン抵抗性,脂質異常症,高血圧 の代謝障害の組み合わせ
4. 孤食の対策
現在、孤食を解決するため[4]に
・子ども食堂
・おとな食堂
という、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供する場所ができています。
子どもと大人たちの繋がりや地域のコミュニティの連携の有効な手段として、日本各地で同様の運動が急増しているようです!
5. 結論
孤食は、死亡リスクや偏食いによるメタボリックシンドロームのリスクがある。
孤食をする習慣は避け、
家族や友人、こども食堂などで食べることをオススメします!
また、心理学的にも他人とご飯を食べる(場を共有)することで、親密度の上昇やメンタルの回復も見込めます!
もし、自身が孤食をしている、または身近に孤食をしている人がいるなら、ご飯に誘ってみてはいかがでしょうか?
6. 参考文献
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