唇の比率

口紅で印象が変わる化粧の科学

こんにちわ、半兵衛です。


私の大学、大学院時代の研究で、

人間の表情や顔の形状+ロボット

についていろいろと調査していました。


今回はその中で面白い内容をチョイスします!


1. 魅力的な唇の秘密

2016年、カリフォルニア大学のBrian J. F. Wong[1]らは、

15人の女性の上唇と下唇の高さを4種類の比率になるように画像を合成しました。

上唇:下唇 = 1:1、1:2、1:3、2:1

この4種類の比率の唇を15人分の計60枚の画像を用意しまし。


この60枚の画像を428人の参加者にランク付けしてもらいました。


結果――

1:2 180票(42.1%)
1:1 102票(23.83%)
1:3 86票(20.14%)
2:1 59票(13.8%)

となりました。


上唇:下唇=1:2

が1:1よりも2倍近く、他人から魅力的に見えることが示されました。


2. 口紅へ応用

以上の実験結果をみると、

「なるほど、口紅を1:2で塗ればいいのね!」

と思う方もいたのではと思います。

しかし、

「そんな正確に口紅を塗れるわけないやん!」

ってツッコミが入るのも時間のうちです。


定規で確認するなんて大変なことは、毎日できるわけではないですよね?


ここで実験結果から考察し、
1:1から1:2の比率にかけて直線的な魅力の上昇がみられると仮説したならば、

上唇を塗り、下唇が上唇よりも1~2倍の大きさで塗る

ことをすれば、
1:1で口紅を塗った場合よりも魅力的に見えることになります!


大雑把に――

下唇を塗る時は、上唇よりも高さを太めにしよう

と覚えておくだけでもいいと思います!



女性の方は、口紅一つの塗り方を少し工夫してみると今以上に魅力的に見えると思います^^


この手の記事の評判が良ければ、次回も女性のメイクに生かせるノウハウを科学面で示していきたいと思います!


3. まず初めに言いたいこと(苦言です)

この章は別に読まないで飛ばしてください。

私自身がネットで調査していて思ったことを書きます。


私自身、毎回、記事を書くために論文などのエビデンスがあるモノから引用して参考文献を載せています。


しかし!

ネットに書いている記事は、データの結果を書いているがどこから引用しているかわからないモノばかり。
しっかりと、参考文献載せている記事もちゃんとあります。

科学の世界でこれはタブーですよーと言いたいですが口を閉じます。

このような記事を書くのは良いですが、信憑性のない主観的なデータと間違えられるので気をつけるようにしていただきたいです。



4. 参考文献

[1]


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