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雨の日と書くこと

昨日の春めいた気候はどこに行ったのか、今日は朝から雨である。

とても寒いのだが、雪ではなく雨という点が春らしいといえば春らしい。
雪ではなく雨なのに、吐息が真っ白になるほど寒いこの感じ、なんだか懐かしい記憶もあるが、どの記憶なのかたどれない。

自分の長靴も買わなきゃなと思いながら保育園への送りを済ませ、自宅に戻った。

現在、とある転職サイトのWebコラム記事の執筆をしているのだが、その締め切りが間近で、仕事も大詰めというところ。
いつも通り、リビングのソファーで仕事をする。

雨の音はいい。
雨の音を「しとしと」と最初に表現したのは誰なんだろう。
どう頑張っても「しとしと」とは聞こえないが、音の感触は「しとしと」以外の何物でもない。「しとしと」という言葉を考案した人には国民栄誉賞を贈ってもいい。

しとしとと降る雨の音をBGMに、仕事をする。
今日はリライト記事3本を片付ける予定だった。

そう、予定だった。

終わらない。
めちゃくちゃ集中しているのに、最初の1本が重すぎて終わらない。
7時間集中したのに8割しか終わらない。
そもそも指定されたリライト部分が多すぎる。リライト詐欺である。

もう子どもたちのお迎えの時間が迫っている。
7時間かけて8割進捗の記事を完成させるためには、あと1時間以上は必要だ。それからさらに2本仕上げるのか。子どもたちが帰ってくるのに。
夕飯に餃子を焼かないといけないのに!

どうすればいいんじゃい。リライト詐欺め。いや、最初に記事の重量を確認しなかった私が悪いことはわかっている。
コノヤローーー。

悩んでも仕方がないから、書くしかない。雨でも晴れでも書くしかない。
幸い今日は夜まで雨だ。雨音とともに書き続けようと思う。

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