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第95回選抜高校野球 出場36校

2023年のセンバツは第95回の記念大会。
今回はnoteを利用して、高校野球観戦を楽しんでみようと思う。
どこまでできるか分からないが、試合の前日までに試合の展望を予想していきたい。

出場校

クラーク国際 2年連続2回目 北海道深川市
仙台育英 2年ぶり15回目 仙台市宮城野区
東北 12年ぶり20回目 仙台市青葉区
能代松陽 初出場 秋田県能代市
作新学院 6年ぶり11回目 栃木県宇都宮市
石橋 初出場 栃木県下野市
健大高崎 2年ぶり6回目 群馬県高崎市
専大松戸 2年ぶり2回目 千葉県松戸市
二松学舎大付 2年連続7回目 東京都千代田区
東海大菅生 2年ぶり5回目 東京都あきる野市
慶応 5年ぶり10回目 横浜市港北区
山梨学院 2年連続6回目 山梨県甲府市
氷見 30年ぶり2回目 富山県氷見市
北陸 34年ぶり2回目 福井県福井市
敦賀気比 3年連続10回目 福井県敦賀市
常葉大菊川 10年ぶり5回目 静岡県菊川市
東邦 4年ぶり31回目 名古屋市名東区
大垣日大 2年連続5回目 岐阜県大垣市
彦根総合 初出場 滋賀県彦根市
龍谷大平安 4年ぶり42回目 京都市下京区
大阪桐蔭 4年連続14回目 大阪府大東市
履正社 3年ぶり10回目 大阪府豊中市
報徳学園 6年ぶり22回目 兵庫県西宮市
社 19年ぶり2回目 兵庫県加東市
智弁和歌山 3年ぶり15回目 和歌山県和歌山市
鳥取城北 2年ぶり4回目 鳥取県鳥取市
広陵 2年連続26回目 広島市安佐南区
光 初出場 山口県光市
城東 初出場 徳島県徳島市
英明 5年ぶり3回目 香川県高松市
高松商 4年ぶり28回目 香川県高松市
高知 2年連続20回目 高知県高知市
長崎日大 2年連続4回目 長崎県諫早市
海星 7年ぶり6回目 長崎県長崎市
大分商 3年ぶり7回目 大分県大分市
沖縄尚学 9年ぶり7回目 沖縄県那覇市

気になる出場校

初出場は5校。
能代松陽、石橋、彦根総合、光、城東。
そのうち、石橋、彦根総合、城東は春夏通じて初。
これは少ないとは言えない。年々初出場は難しくなってきつつあるが、21世紀枠はあるし、今年は36校出場と考えると多いとも言えない。

光は40代以上の高校野球ファンには懐かしい。94年夏の杉村主将の選手宣誓は印象的だった。94年、95年と夏2度出場があるが、この春復活するとは、昨夏までは思ってもいなかった。突然に復活出場した印象。

彦根総合

2005年頃まで京都に住んでいて、京都や滋賀の高校野球はよく見ていた私だが、ここは知らなかった。もともと彦根女高で、06年に現校名に改称して共学となったらしい。知らないはずだ。20年に北大津を指導していた宮崎監督が就任して実力をつけてきたようだ。彦根市と言えば近江高校だが、今後勢力図が変わってくるのか、今大会の結果も気になる。

能代松陽

能代松陽は春初出場。夏は秋田県勢の初戦連敗を13で止めて2勝した11年が印象深い。東北は通常2枠しかない上に、強豪の私立が多い。仙台育英を筆頭に、聖光学院、八戸学院光星、盛岡大付、花巻東、鶴岡東・・・そんな中で東北3枠目をものにしてきた。

連続出場は9校。
4年連続が大阪桐蔭。3年連続が敦賀気比。
クラーク国際、山梨学院、二松学舎大付、大垣日大、広陵、高知、長崎日大が2年連続。秋の戦い方を知っている学校がある程度毎年同じように実績を出してくるのだろう。

大阪桐蔭

ここは毎年別格視しないといけない。中学時代から実績のある選手が投打にそろっている。今年も公式戦無敗、神宮王者で春連覇に挑む。もはや甲子園に出てくるのが当たり前になりつつあり、敗退することが記事になる。最近はブラスバンドの注目度も高く、今年も楽しみにしたい。

クラーク国際、山梨学院、広陵は地区大会の優勝校。敦賀気比は北信越大会決勝で敗れてはいますが、この辺りはやはり秋の戦い方を知っていると言えそうです。

仙台育英

昨夏、充実した投手陣で全国制覇し、今年も東北大会優勝で夏春連覇に挑むのは仙台育英。去年の夏は、繰り返しになるが投手層が厚かった。現代の夏の甲子園の戦い方の手本とも言えるチームで、昨夏を経験している選手も残っている今チームも楽しみ。

ブランク出場は、34年ぶりの北陸、30年ぶりの氷見、19年ぶりの社。東北が12年ぶり、常葉大菊川が10年ぶりというのも、その間夏の出場があるとは言え意外というか、もうそんなに経ったのかと感じる。

北陸

前回出場は平成元年の89年。その間夏は2度出場があり、最近では16年夏に出場。これは甲子園で現地観戦していて、藤嶋を擁する東邦に9-19で大敗した。その時とはだいぶ印象が異なる赤文字の派手なユニフォームに変わっているようで、今回は北信越王者として登場。試合でも違った印象を与えてくれるか。

氷見

昨夏の富山大会決勝をたまたまオンライン中継で見ていた。高岡商との壮絶な点の取り合いで惜敗。その試合の最後の打者が今年のエースとしてチームに残った。NHKの中継では新湊旋風の過去の映像が流されるが、ここも野球熱の高いところ。

夏春連続だが、春が19年ぶりというのに時の流れを感じる。19年前当時京都に住んでいたため、兵庫の高校野球に詳しい知人もいた。その方に兵庫では社や市川といったところが力があるのだと聞いていた。社は04年春に大前投手、坪井投手を擁して4強。市川も07年春に選抜出場を果たしている。それから19年。近年も辰己(楽天)、近本(阪神)を輩出している。

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