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ビジネスイベントのクリエイティブを担当して学んだこと

これはマネフォデザイナーAdvent Calendar2021🎄⛄️ の23日目の記事です。
クリスマス直前の本日は花沢が担当します!

私は今年の4月からBX(ブランドエクスペリエンス)デザイナーとして入社し、デザイン戦略室という部署で会社のブランディング推進を行なっています。
主には全社的なプロジェクトのデザインや、部署・サービスにまたがる横断的なクリエイティブワークを担当してます。

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さて、今回は私が初めてクリエイティブを担当したビジネスカンファレンス「Forward Day 2021」について書いていきます。
イベント全体のデザイン・ディレクションは初めての経験だったので苦労した点や気をつけたポイントなどを紹介していこうと思います。

目次
・「Forward Day」とは
・イベントの可能性をビジュアライズする
・映像ディレクションはビジュアル資料で具体的に共有
・イベントを終えて

「Forward Day」 とは

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2021年11月2日に開催された「Forward Day2021」。
ビジネスそして社会におけるさまざまなチャレンジと向き合う経営者やリーダーをお招きし、彼らのビジョンに触れ、そのアクションから学ぶことで、明日へと前に進むヒントを探るイベントです。
私はキービジュアルやロゴ、舞台背景、映像ディレクションを担当しました。
(ご参加された方々、誠にありがとうございました!)

イベントの可能性をビジュアライズする

・イベントテーマを紐解きビジュアル化できる言葉を探る

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このイベントは私たちの社名にもある「フォワード・前進する」と言う姿勢をカンファレンスとして拡張するテーマとなっています。
なのでイベントテーマを象徴的にビジュアライズすることで、多様なプログラムを一貫したブランド体験として包み込むことを目的しました。

今回のイベントテーマ「ビジネスを前へ。社会をもっと前へ。」から壮大に世界を切り開いていくような印象を受けたので、都市や大自然を前進するダイナミックなキービジュアルを制作し、カンファレンスの大きな可能性を表現しました。

・メディアごとの展開性は同時に考える

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キービジュアルのアイデアを出す際に、テーマに沿っているか否かだけでなく、各媒体へどのように展開していくのかを同時に考えることが大切です。展開性の良くないビジュアルは各媒体で運用が難しく、コミュニケーションも平たく記号的な印象になってしまいます。

今回は「登壇者のバーチャル背景」と「キービジュアル」とを初めからセットでアイデアを進めていたため、全体に無理なく統一感のある世界観の演出ができ、結果として一貫したメッセージングの支えになったのではないかと思います。

映像ディレクションはビジュアル資料で具体的に共有

今回はタイトなスケジュールの中、なるべく具体的なビジュアル資料を作成することでプロダクションの方とのイメージ共有を行いました。

・デザインガイドライン資料

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・カット割りのサムネイル

カウントダウン_デザイン


・実際に完成した映像
プロダクションのデザイナーの方のお力もあり、イメージ通りの素敵な映像が完成しました!

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まとめ
・イベントテーマを紐解きビジュアル化できる言葉を探る
・キービジュアルの展開性は同時に考える
・映像ディレクションはビジュアル資料で具体的に共有


イベントを終えて

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今回の「Forward Day2021」ではSONYをV字復活させた平井一夫さん、「障がい×アート」を事業として成立させているヘラルボニ―さん、など様々なチャレンジをしている方々にご登壇いただきました。
私自身ももたくさんの興味深いお話を聞くことができ、運営をしながらも思わず聞き入ってしまう瞬間が多くありました。

どのプログラムのお話も共通していると感じたのは、自分の中にブレないビジョンを持つことです。
マネーフォワードはミッションビジョンを大切にしている企業ですが、私が今後向き合っていく「ブランド」と言う領域においてもブレない展望を持ち、チャレンジし続けることが大事なのだと改めて感じました。

BXデザイナーとしての活動について、今後もちょくちょく発信していければと思っていますのでまたチェックしていただけると幸いです!

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