恵みの分かち合い【2024/08/25】

先日の青年会キャンプに来てくれた22歳の男の子(以下Hくんとする)が、今日のお昼の福音メッセージのあとに私と夫に話があると言って、来てくれた。

Hくんはおばあちゃんがクリスチャンで、幼少期は教会学校に来ていたこともあるが、高校生以降はほとんど来ていなかったこともあり、まだはっきりとした信仰は持っていない状態である。
しかしこの1.2年、青年会に来るようになっていて、福音に対してかなり前向きな状態になっている。軽度の発達障害を持っており、福音はもちろん、さまざまなことへの理解や人とのコミュニケーションはかなりスローペースだが、特別支援学校に通っていたこともあり、自分の性格はよく理解しているようだ。体付きはしっかりしているが目がぱっちりしていて愛嬌があり、人の話をよく聞いていて、考えながら言葉選びをしてゆっくり少しずつ話してくれる。

そんなHくんが今日私たち夫婦に打ち明けてくれたこと、それは、青年会の中に好きな人ができたいうことだった。

なんてかわいい相談なんだ…!!
そんな大切なことを私たちに教えてくれてありがとう。

してその相手だが、なんと長老の娘である。
…なかなかに高いハードルだ…!
しかしいい人選だ…。

「長老の娘」というのはあまりにもパワーワードだが、彼女はたしかに主と教会に忠実な姉妹である。まだ学生だが、音楽や語学にとても長けており、そういった賜物を存分に用いて奉仕している。いわゆるガチガチの典型的なクリスチャン像というよりは、見た目は良い意味で本当にどこにでもいるような普通の女子大生である。誰にでも優しく、会話をしていると知的な中にも天然さが垣間見え、そういうところもかわいらしい。教会の外にも友人が多く、青年会によく友人を連れてきたり、KGKなどの働きでも中心核を担っているようだ。

つまり彼女を好きになるのはあまりにも見る目がありすぎる。

クリスチャンが恋愛をどう考えているかという話に触れ、私たちクリスチャンはクリスチャンとの結婚を第一に望んでいるんだということ、だからまずは直接的な彼女へのアプローチではなく、自分と神様との関係を第一に、聖書の勉強会から一緒にはじめようという話をし、一緒にお祈りをしてから解散した。

もうこれはなんとしても主が彼を導いておられるに違いない。恋のゆくえはもちろんだが、どんな動機でも彼がこれをきっかけに救いにあずかることができればこれ以上のことはない。

これからの彼の歩みに主がともにいてくださるように。そして私たちにも交わりの知恵が与えられますように。


はなよめ


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