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10/31 またね栗原!行ってきます!
旅に、別れは付き物です
またいつか必ず会える
そうわかつていたって、寂しいが勝ってしまって泣くほど悲しい
いつまでも慣れず、一番苦しくて嫌いな時間です
いよいよ栗原ともお別れの日がやってきました
昨日の夜行バスで帰ったあやなに続き、午前中にはなべちゃんが新幹線で東京へ
みんな帰っていき、寂しいなぁと、かなと言いながら団子屋の掃除をしました
6日間暮らしたこのお家は、本当に好きだった
おばあちゃんみたいな安心感と
本格的な厨房(けいさんたちが冷蔵庫にいれてくれてるお酒も笑)
ベランダから見える川
どれもお気に入りでした
人が暮らすだけでたくさんゴミが出て汚れていく
そんなことに目もくれず生きていた高校生までや、どこかでめんどくさいと思いながらやっていた大学1、2年時代。
旅をして、料理や洗濯もだけど、それよりも、片付けや掃除に力が入るようになりました
暮らしを作ってくれる人、土地、家があること
そこに感謝をしているか、片付けや掃除の姿や結果を見る人が見れば、わかります
自分が暮らさせてもらうだけでは気づかなかったかもしれません
三重で迎える側として尽くした期間があってこそ、
与えて帰っていく人とそうでない人、そして、時に奪って帰って行く人もいることを知りました
ものの話じゃないよ、暮らしの積み重ねのこと
どこに行ったって、与えて帰る人になりたい
写真だ国際協力だなんだという前に、身の回りの当たり前のことを、どこまでも美しく当たり前にできる人になりたい
団子屋にも、ありがとうを込めて、丁寧に隅々まで掃除します
私とかなは午後出発なので、けいさんにお昼を食べに連れて行ってもらいました
行きたかった蕎麦屋さんは1時間待ちで断念!泣
紅葉シーズンの日曜日だからかなぁ
代わりに美味しいおにぎりランチを食べれたから良しです
さて、駅へ向かうかなぁと思ったら。
再び、懐かしい景色が見えました
伊豆沼です
ふっと入った小さな道には、「Jazz Cafe」の看板
透き通ったジャズがお店の外の森まで聴こえてきます
ジャズ好きの移住者さんが、伊豆沼の景色が大好きで、一望できるここにカフェを作ったのだそう
日本に5台ほどしかない、貴重なスピーカーがあって、全国から音楽好きのお客さんが集まり、たまにライブもしてるんだって
良すぎる、どう考えても、良すぎる。
素敵なカップに入ったコーヒーも、美味しかったぁ
いいっしょ。と、自慢げなけいさん
栗原の何よりの魅力は、暮らす人達がここを愛していることかもしれません
最後の最後まで期待を裏切らない町でした
そしてけいさんともお別れ
恒例のポストカードメッセージを、お渡ししました
だいさんや、ジオパークメンバーの分も託します
何もないところに、なんでもある
これはここまでの旅の確信で、私の旅のモットーでもあります
みんなが知ってる観光地、じゃないところ
一見田んぼしかないような町
そこに何故か面白い人たちがいる
面白い人がいれば、観光マップだけじゃわからないその地域の魅力を知れる
そんな小さな、なにより素敵な「帰る場所」を、増やす旅
今回もまた、大切で大切で帰る場所になりました
関わったすべての人に
美しい栗原の大地に
精一杯の愛と感謝を込めて!行ってきます!!
ということで、ただいま仙台、ただいまりくくん、といった夜でございます
久しぶりの仙台の空気、バイクで横切る風
たった1週間でも懐かしく思えて、少し見慣れて覚えた景色があることも、嬉しい
ごたごたして明日の予定もままならず、とりあえず仙台へ帰ってきました。
今日はりくの家に泊まり、明日のことは今から考えないと。波乱万丈です。笑
ひとまず今日は、栗原から持ち帰ったピーマンを早速使って、りくとピザを作って食べた、美味しかった(辛かった)
そう、アボガドユッケを、人生で初めて失敗しました
砂糖がね、どばーって。
甘々でした。ごめんねりく、笑
夜な夜な作ってくれた大学芋とさつまいもチップスも、めちゃくちゃ美味しかったです。何気に色々できるりくくん、流石でした
今日はこの辺で。おやすみね、また、明日。
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